体を痛めないスイングをしよう サスティナブルGolf Life

ゴルフは誰でも長く続けられるスポーツだと思っていませんか?   ところが、熱中するあまりケガをして、しばらくクラブを握れなかったり、リタイアするゴルファーが少なくありません。ゴルファーが痛めやすい部位は肘、手首、腰、首の4か所。痛みの原因と解決法を知り、サスティナブルなスイングを身につければ、もう故障は怖くありません!

◆参加してくれたのは…吉澤早苗さん

吉澤早苗さん

ゴルフ歴7年、平均スコア95、ベストスコア80。「月に1〜2回ラウンドしています。でもときどき左手首が痛くなることが…。自分の悪いクセを知って、できるだけ長くゴルフを楽しみたいです!」

◆肘 フィンガーグリップを覚えよう!

グリップの圧が強い人がそのままスイングしたりインパクトを迎えると、肘に大きな負担がかかります。指先で握るフィンガーグリップを覚えれば、肘を痛めず、手打ちも防げます。腕が過度に張らないグリップを覚えましょう。

[Before]

手のひら全体で握るのはNG

手のひら全体で握ると手首から肘にかけての筋肉がこわばり、両肘が近づく。また、肩や腕に力が入って手打ちやダフリの原因にもなる。

LESSON

指先を引っかけて引き合う
指先だけでグリップする感覚を身につけよう

2人で“指先”を引っかけて引き合う。腕を引くのではなく、体全体でかかとに体重を乗せるイメージで。指先だけでしっかりグリップする感覚が身につく。

[After]

両肘も適度な緩やかさを保ったアドレスに

フィンガーグリップができれば腕や肩に力が入らず、両肘も適度な緩やかさを保ったアドレスに

Regina2021年初夏号掲載 撮影/岡田こずえ スタイリスト/高橋裕美 エディター/大津恭子 記事監修/平野裕美さん

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