【佐藤心結プロドライバー連続写真】飛距離を出すための“ヒザ振り”打法

アマチュア時の昨年「スタンレーレディス」最終日、渋野日向子プロとのプレーオフで敗れつつもその名を全国に知らしめた佐藤プロ。今年1月にJLPGAの会員になると、卒業を控えた3月のプロデビュー戦を68で飾るなど、目が離せないルーキーのひとり。

ドライビングディスタンス244.42ヤード(11位)が示すように、大きな飛距離を生み出すヒザを多く使ったスイングが特徴です。(成績は5月22日時点)

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アドレス

スっと立つというよりは、地面にしっかり足裏をつけて立つどっしり系の構え。アマチュア女性はまねすべきポイントです。

テークバック

アドレス時の腕の三角形を崩さず、手ではなくボディを使って上げています。

フェースの向きに注目してください。最近の重心距離の長い大型ヘッドのクラブ性能を生かすよう、フェースを開かず(フェースが開くと閉じるまでに時間がかかり振り遅れてしまう)、シャットに使う動きです。
これは、スイング中フェースが開いてしまう人はまねしてみてください。

トップ

左ヒザを大胆に内側に入れて捻転しています。これが飛ばしの秘けつ。シャットに上げることで、フェースは空を向きます。

切り返し

左ヒザを大きく使って捻転していますが、縦軸は全くブレていません。アマチュアはここまでヒザを使うとスエーしたり、頭がブレてしまいがち。この筋力を目指してみましょう。

ダウンスイング

両ヒザを目標へ動かすことで、ダウンでもカラダの捻じれ(タメ)を作っています。腰ではなくヒザを使うタイプのスイングと言えるでしょう。

インパクト

左ヒザが流れず、ピンと伸ばして動いてきたエネルギーをしっかりせき止めています。より強さを感じるポイントです。

フォロースルー

上半身を止めずにずっと回り続け、スピードを減速させていません。

しっかりヒザが伸びて、ストッパーとしての役割を果たしています。

フィニッシュ!

カラダを大きく使ってフィニッシュもぴったり決まっています。

まだまだ若いので、今後成長に応じてスイングも変化すると思います。そのあたりも注目すると、面白いかもしれませんね。

佐藤心結(さとう・みゆ)

2003年生まれ、神奈川県出身。161cm。B型。7歳からゴルフを始める。2021年プロテスト合格。2022年1月にプロ入り。3月に高校を卒業したばかりのルーキー。今季はQTランク11位の資格でツアーに出場。今季賞金ランク66位(5月22日時点)。クラブ/ブリヂストン 所属/ニトリ Instagram @ miyu_sato0721

解説/伊藤祐子プロ

代官山の「K’s Island Golf Academy」インストラクター。豊富なスポーツの経験を生かした一人ひとりに寄り添うレッスンは、予約解禁日に即日満了するほど人気。とくに女性からの信頼が厚い。フォロワー5.3万人以上の Instagram【@yuko_ito630golf】でレッスン動画などを配信中。会員制サロン「YUKO Premium salon」や、YouTube動画も展開。

「ツアープロにティーチングプロがついているように、アマチュアにも同じ方向を見て寄り添い、目標に導いてくれる人が必要です。その存在になれれば幸せです」

取材・文/たかはしよし子 撮影/Getty Images、ALBA.Net

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