2試合増で感動の数も激増!国内男子編。わたしたちの推しプロ大調査【有村智恵プロの推しは?】

国内女子ツアーに続き、3月30日から国内男子ツアーが開幕! プロゴルフツアー観戦をより楽しむために皆さんが推しているプロをリサーチ。今季も推し活で忙しくなりそうです。

山下美夢有と古江彩佳、吉本ひかる。今、勢いに乗るプロは?わたしたちの推しプロ大調査【有村智恵プロの推しは?】

◆海外を意識する若手選手たち

「2022年は、若い力が大きかったですね」と有村プロが言うように、ツアーの主役に躍り出たのは日本オープンでアマチュアVを果たした蝉川泰果、ツアー初優勝を飾った大西魁斗と桂川有人、初優勝を含む2勝を挙げた最強の飛ばし屋・河本力、プロ転向で注目を集める中島啓太ら25歳以下の選手たち。次々とヤングな実力者が出てくるので、〝こんなすごい選手がいるんだ!”という新鮮な驚きがあります。

そんな国内男子ツアーは23年、「ハナ銀行インビテーショナル」と「横浜ミナト Championship 〜Fujiki Centennail〜」の2試合が追加され、合計26試合に(23年2月16日時点・調整中の試合もあり)。ただ、海外を主戦場にする選手は少なくないため、米ツアーや欧州ツアーも要チェックです。「そういう意味では、今季の男子ツアーはとても魅力的な状況にありますね」。新たな“世界一”の出現が楽しみです。

◆2022年度賞金ランキング

◆海外ツアーとの距離も近くなりました。海外への挑戦も応援しています♪

Q.2023年の賞金王になりそうなプロは?

A.平均ストローク1位など安定感抜群の星野陸也

昨年の賞金ランキングは2位。「賞金王になれなかった悔しさは、絶対にあると思います。今季は5〜6月など早い時期に結果を出して、賞金王を意識しながらプレーしていくのではないでしょうか」

推しプロ【1】星野陸也 Rikuya Hoshino

1996年生まれ、茨城県出身。2018年フジサンケイクラシックで初優勝、22年HEIWA・PGM CHAMPIONSHIPで通算6勝目。興和所属

Q.世代別に、2023年ジャンジャン活躍しそうなプロは?

A.若手。新たな風を巻き起こした!?蝉川泰果の活躍に興味津々

昔だったら、注目されたプレッシャーで思い切ったゴルフができないのでは……とまわりは勝手に考えてしまいますが、「今の選手はそれがないのかも? 新しい時代というか、風を感じさせる選手です」

推しプロ【2】蝉川泰果 Taiga Semikawa

2001年生まれ、兵庫県出身。22年パナソニックオープンと日本オープンで史上初となるアマ2勝を飾った。同年10月にプロ転向

A.中堅。寡黙だけれど内側はアツい今平周吾

「すごく安定感があって、男子ツアーを引っ張っていくプロだと思います」。今は若い選手がどんどん出てきていますが、「逆にヤル気に火がついて、目覚ましい活躍につながっていくのではないでしょうか」

推しプロ【3】今平周吾 Shugo Imahira

1992年生まれ、埼玉県出身。2018年は年間1勝、19年は2勝して2年連続賞金王に。22年は2勝を挙げて通算7勝に。ダイヤゴルフ所属

◆今平プロ。無口好きはキュン死♡

「今平選手は2017年から私と同じヤマハゴルフと契約をしていて、イベント(写真下)でも一緒になるのですが、とても無口(笑)。まだ、会話らしい会話は皆無です」

A.ベテラン。ゴルフ人生を楽しみながら結果も残す谷原秀人

昨年はLIVゴルフに参戦、さまざまな意見はありましたが、「海外のトップ選手と回ったことは大きなモチベーションになったと思います。LIVからの、日本シリーズ優勝という偉業も。今季もやってくれそうです」

推しプロ【4】谷原秀人 Hideto Tanihara

1978年生まれ、広島県出身。2022年日本シリーズJTカップで17勝目達成。同年JGTO選手会長に就任。国際スポーツ振興協会所属

※選手名、一部敬称略 ※記事内の解説は2023年1月末の取材に基づいています

Regina2023春号より転載 撮影/武重 到、鈴木 祥、Getty Images  エディター/相田英子 

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