初心者ゴルファー失敗談【カートの運転は誰がする?】

ゴルフと言えば、かつては「歩きながらのプレー」が基本で、ミスをしたらひたすら走っていたという先輩ゴルファーも多いかもしれませんが、最近では歩きのコースの方が少ないくらい、大体のコースが乗用カートになっていますね。自分で運転するタイプや、リモコンを使う自動運転タイプ、それからコース内に乗り入れできるタイプなど…。さて、今回は、そんな乗用カートにまつわる失敗談をお届けします!

運転は下っ端がすべき?偉い人にお任せしてもいい?

さて。カートは誰が運転するのが正解でしょうか。もし、初ラウンドがお仕事関係のゴルフで、しかも自分が一番年下だった場合、自分が運転するべき? 先輩や上司にカートの運転をお任せするなんて失礼? と考える方もいるかもしれません。でも、ビギナー女子が最初から運転手を任命されることは、まずないと思いますのでご安心を!

では、誰が運転手をするのかというと、特に決まりはなく、ある程度ゴルフができる人なら、部下や年下が担当することが多いですが、ゴルフが上手な人が担当することも多いと思います。理由は明確。いちばん余裕があるからです。

・グリーンの手前でカートを止めてしまい、終わったあとに慌てた。後ろの組を待たせてしまった。(43歳、ゴルフ歴20年)
・グリーン終わったあとにクラブをしまっていたら、次のホールのティグランドで入れるように注意された(37歳、ゴルフ歴7年)

実はカートの運転って気遣いが必要。例えば、打つ人より前に停めてはいけないし、みんながグリーンに乗るときは、パターを持っていない人のパターを持って行ってあげたり、終わった後に次のホールに行くことを考えて、グリーン奥のカート停止位置まで運転したり…など。慣れれば簡単で快適なカート運転ですが、最初のうちはどこで停めたらいいかわかりづらいもの。なので、経験値がある先輩ゴルファーにお任せするケースが多いというわけです。

とはいえ、当たり前ですが「運転お願いね」という態度はNG。最初に「運転お願いしても良いですか?」と聞いてみたり、乗る時にもサッと乗り、「よろしくお願いします」という感謝の気持ちの一言を伝えたりできると良いですね。

カートの上座はどこ?!自然にできる指定席

次に、カートに関して悩んでしまったという声が多かったのが、どこに座るべきかという問題。こちらも決まりはないですが、普通の車のように後部座席を上座とする説や、景色が見える助手席が上座という説が多いようです。部下が運転をしていたら、偉い人たちが後ろに座るかもしれないし、男女で前後に別れるかもしれないし、シチュエーションにもよりますが、要は、「座りたいところに座ってもらう」のがポイント! 助手席が好きな上司より先に助手席を取ってしまわないように、悩んだときには「最後に座る」のが安全です!

こうして、なんとなく自然発生的に指定席ができてくるのですが、もちろん絶対にそこに座らないといけないわけではなく、すぐに発車した方が良い時は近い席に座った方が良いですし、自分の“指定席”に座っていても、後から乗る方が自分の側から走ってきたら、サッと詰めてあげるなど、スマートに対応していきましょう!

・自分が運転手のとき、ずっと上司が助手席で緊張した(48歳、ゴルフ歴25年)
・ナイスショットが出るまで、カートにほぼ乗れなかった(35歳、ゴルフ歴10年)

色々と悩んでしまうかもしれませんが、ビギナーの間は、余裕のある先輩ゴルファーに運転はお任せし、いつか来る運転手デビューの日まで、上手なカートの動かし方を学ばせていただきましょう。

そして、みんなとおしゃべりしたり、オヤツも食べたりできちゃうカート時間も楽しんでくださいね。

*ちなみに、ゴルフ場内は公道ではありませんが、多くのゴルフ場が乗用カートの運転には、自動車運転免許を要するとしています。ご注意を。

REMIQUESTプロフィール

REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。

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