少額でもダメ!ゴルフにまつわる「お金」のトラブルエピソード3選

ゴルフにまつわるシーンで「お金」を理由としたトラブルに遭遇したことのあるゴルフ女子もいる様子。たとえ少額であっても、お金に関する価値観の違いが露呈してしまうと、その後の人間関係には大きな影響を与えがちですよね。

女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ女子たちが遭遇した「お金」にまつわる残念なエピソードを3つお届けします。

【1】交通費の割り勘を申し出たら逆ギレ?

「私は実家暮らしで車があるので、ある女の子と一緒にゴルフに行くときには私が車を出すことが多く、いつもその負担にストレスを感じていました。

その子は車や免許を持っていない子なので、車を出すことへの負担感があまり良くわかっていない部分もあると思うのですが、実際に車を出してみると、運転する負担だけじゃなく、高速代とかガソリン代という明らかな金銭的負担もあるじゃないですか?

でもいつも知らん顔をされちゃうので、勇気を出して私から本人に『せめて高速代金だけでも、割り勘にしてほしい』って伝えたんです。そうしたら『交通費がかかるならゴルフ場代が払えなくなるから、じゃあもう私をゴルフに誘わないで』って言われてモヤモヤ……。

私から誘ってばかりではなかったし、普通にゴルフ友達だと思っていた子からそんなふうに言われるとは思ってもいなくて、なんとなく気まずさが増してしまい、それからすぐに疎遠になりました」(34歳女性/ショップ店員)

【2】売店の支払いを他の人につける

「ラウンド中に売店に寄るとき、いつも自分はカートから降りないで『お水がほしい〜』とか『スポーツドリンクがいい〜』とかって、他の人にドリンクを頼む子がいるんです。

自分は売店に行かないから、会計は売店に行った人のロッカーキーに加算されちゃうのですが、驚くことにその子はジュース代を他の人に払わせたあと、支払いについての言葉がひと言もないんですよ。

一回の出費は数百円かもしれないけれど、回数が重なればそれなりの額だし、そもそも他人にジュース代を支払わせて平気な顔をしているというのが、驚きで……。

私は被害に遭ったことはありませんが、一緒に回る男性たちがいつもその場の流れで支払っていて、見ていても気分が悪いです。その子のセコさを知って以来、前みたいに仲良くするのはやめました」(33歳女性/サービス)

【3】ルールと違う金額の景品を出す

「仲間うちでカジュアルなコンペを企画することがたびたびあって、景品は事前に金額を決めて持ち寄りでやっています。

でも、とある女子がいつもルールよりも明らかにお金がかかっていない景品を持ってくるので、みんなから不満の声が出ていたんですよね。

それで、本人にそっと幹事の私から『景品の金額は、平等にするためにも守ってね』と伝えたら、いきなり逆ギレされて『セール品を探しているだけなのに、何が悪いの!』と言われてしまいました。

もちろんセール品を探して事前に決めた金額で用意してくれるなら全然問題ないのですが、見るからにそれよりも安いものを持って来ているから、セール品を探しているというのもきっと嘘なんです。でも強い口調で逆ギレされちゃったので、それ以上こちらからも言い返すことができず、結局いまでもその子は、ルールで決めた金額よりもあからさまに安価な景品を持ってきています……」(37歳女性/自由業)

みんなで楽しくゴルフをしたいのに、明らかにお金にまつわる不公平感が出てしまうと、やがて大きな不満へと繋がっていきます。お金のトラブルは人間関係を一瞬で壊すこともあるだけに、ゴルフシーンでもあらためて気をつけていきたいところです。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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