節約したいのは理解するけれど…ドン引きしたゴルフ友達のセコさ3選

ゴルフを続けるには、お金がかかる!と思っているゴルフ女子も少なくないよう。それでも、大好きなゴルフをエンジョイするために日々の節約を心がけている人は珍しくありませんよね。

しかしゴルフシーンで過剰な節約をしてしまうと、周囲から密かにドン引きをされてしまう場合も…。

女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ女子がドン引きしたというゴルフ仲間の節約エピソードを3つお届けします。

【1】ランチは食べないで飲み物だけ

「最近親しくなった同世代のゴルフ女子は、一緒にプレーに行っても、絶対にランチを食べないんです。

最初は『ダイエットをしているのかな?』って思っていたのですが、何度一緒にゴルフ場に行ってもクラブハウスで飲み物だけ頼んでいるので、なんだか変だな…と。それで本人に聞いてみたら『節約のために、ランチは食べないことにしているの!』とドヤ顔で言うのでビックリ。お腹は空くけれど、プレー後にコンビニでお弁当を買うからいいんだと言っていました。

気持ちは理解するけれど、その子の前でお昼ごはんを食べにくくなってしまい、なんだか微妙な気持ちになりました…。

ゴルフって社交の場でもあるから、そういう行動で雰囲気を壊すのはどうなんだろうって思います」(33歳女性/自由業)

【2】送迎してくれないなら電車で…

「知り合いの年下ゴルフ女子は、ゴルフ場への送迎は、車を持っている人が無料でやって当然だと思っているっぽいです。

あるときに私の知り合いとのラウンドに誘ったら『誰かが、送迎してくれるんですよね?』と強気の発言があって『もちろん!でも、ガソリン代と高速代はみんなで割り勘にしようね』って言ったら、いきなり不機嫌に……。

『私は節約中なので、それなら電車で行きます』って一方的に言い出したまではいいのですが、行こうとしていたゴルフ場までの電車のアクセスが悪く、その子が車で行かないとなるとプレーのスタート時間を大幅に変えなくてはいけない流れに……。

でも本人は『タダじゃないなら、電車のほうが安い』って言って聞かないし、とんでもなく迷惑な人だなって思ってしまいました…。

節約も大事だけれど、まわりを巻き込んでまで自分の意見を通そうとするやり方には、ドン引きしかないです」(32歳女性/メーカー)

【3】スコア勝負でプレー代の支払いを!?

「そこまで親しくないゴルフ仲間になった同世代の男性と、カジュアルなゴルフをご一緒したときの話です。

その人がいきなり『今日のプレー代は、スコアが負けた人が払うルールね!』って言い出して、びっくり。その男性とその日に一緒にプレーをした私ともうひとりの女子は、その男性と比べたらゴルフ歴もかなり浅く、スコアで勝てるはずがないレベルなんです。

それでも『そういう勝負があったほうが本気になるし、ゴルフを上達しなきゃ!って気持ちになるでしょ?』とその男性は強引に進めようとしてきて…。もちろんそんな勝負はしたくないので私ともうひとりの友達とで断固として断りましたが、なんだかセコいなって嫌な気持ちになりました。

みんなで仲良くプレーをして楽しく過ごしたかったのに、その男性の提案のせいでその日はずっと微妙な空気のままラウンドしました。もうその男性のいるゴルフには行きたくないです」(35歳女性/エンターテイメント関係)

節約志向はいいことでも、“やりすぎ”になった時点で周囲からは引かれる場合も少なくありません。まわりを巻き込んだり不快な気持ちにさせたりする節約は、お金は貯まっても大事なものを失ってしまうはず。けれどこういった行動を繰り返す人は、自分がまわりにドン引きを誘っていることに気づかないケースも多いですよね。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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