10打縮まる!?考え方を変えるだけでスコアアップ!ゴルフメンタル術

「ゴルフはメンタルのスポーツ」と、よく言います。たしかに、一打を争うプロの世界ではメンタルが大きく影響しそうですが、はたして私たちアマチュアにも必要なのでしょうか? 「アマチュアこそ必要です」と言うのはゴルフのメンタルを指導している桐林宏光プロ。その方法を教えてもらいました!

◆ストレスをポジティブに変換できるメンタルスキルを鍛えましょう

はじめまして、桐林宏光です。今回は、アマチュア、とくに女性ゴルファーのメンタルをスキルアップする方法について、アドバイスさせていただきます。

多くのアマチュア女性を指導して感じるのは、いまだに「女性=遅い」というイメージをもつゴルファーが多い現実と、それを気にしすぎて焦り、自分に集中できずプレーが散漫になり、結果ミスが多くなる女性が多いこと。

たとえば、レディスティから打つ場合、レギュラーティからのショットが終わってから急いでカートで移動し、準備もそこそこにティショット。しかも、それがナイスショットでも、飛ばない人ならセカンドオナー。マネジメントする余裕もなくとりあえず長いクラブで2打目を打つ。後続組が視界に入ろうものなら、さらに焦ってミスショット。結果、バンカーに入って行ったり来たり。まさに負のループ。楽しいはずのゴルフが焦って終わることばかりです。

◆注目されるプレッシャー〟〝同伴者とのコミュニケーション〟まずは女性ならではのストレスを克服!

こんな人には「自分への集中力を発揮する」メンタルスキルが必要です。

そんなあなたとは逆に、男女を問わず進行などまったく気にしないマイペースな同伴者もいます。いつも周りに気遣う人なら、ついイライラしてさらに集中できなくなってしまうでしょう。

ここで必要なメンタルスキルが、コントロールできない他人の言動に対する「コミュニケーション力」です。

たとえば、朝は満タンだったガソリンは運転すれば減りますが、途中急発進や急加速をすると燃費が悪くなりますよね。このようにメンタルにもバッテリーがあり、ストレスを感じるたびに急速に減ってしまいます。気持ちが穏やかでいられる人は1ラウンドしても余裕がありますが、ストレスが多い人は途中でバッテリー切れ。上がり3ホールはカツカツで、とてもパフォーマンスを発揮できる状態ではありません。

ただし、ストレスを感じずにいられないのも人間。大切なのは、いかにストレスをポジティブに変換できるか。それがメンタルトレーニングです。

次回からはストレスを感じがちなラウンド中のシーンごとに、解説していきます。

◆教えてくれたのは…桐林宏光プロ  

きりばやし・ひろみ。1964年生まれ、東京都出身。日本初、メンタルスキルとテクニカルスキルを融合したレッスンプログラム〈プロジェクトG〉を展開する「トータルケアゴルフ 桐林ゴルフ塾」主宰。www.golf-mental-scan.jp/。JLPGAティーチングプロフェッショナル会員A級。JLPGAジュニアゴルフコーチ。日本スポーツ心理学会認定 スポーツメンタルトレーニング指導士。2019年には、LPGAティーチャー・オブ・ザ・イヤー清元登子賞受賞。

 2023年Regina初夏号より転載   エディター/たかはしよし子 イラスト/小豆だるま

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