楽しいプレーの代償はシミ・たるみ・毛穴の黒ずみなどの肌ダメージ(泣)それでも美肌はキープしたい!キレイなゴルファーたちの新習慣はクリニック通い

プレーをすればする程、増えてしまうのが肌悩み。そんな中でも、美肌をキープしている多くのゴルファーたちが “美容クリニックでメンテナンス”をしていました。今回は、知った人からキレイになれる美容クリニックの最新事情をレポートします。

【Q1】Regina読者100人に聞きました!今、どんな肌悩みがありますか?(複数回答可)

長時間外でプレーするだけに、「シミ」が納得の1位。さらに、加齢とともに「肝斑」が気になる人も多い。また2位の「たるみ」や3位の「ほうれい線」は、日常的なマスク生活で感じているお悩み。

【Q2】美容クリニックには行ってみたいですか?

9割の人が美容クリニックに興味を示す。しかも、コメントの中にはすでに通っている人も3割を超えた。と
くにシミや肝斑のためのレーザー治療に通う人が多い。

【Q3】1回の施術でいくらまでなら払いますか?

さすが、Regina読者。6割を超える人が、美の追求のためなら¥20,000前後は構わないと回答。高すぎると定期的に通えないが、安すぎるのも不安という声多数。

◆今や、美容クリニックは美容室感覚。定期的に通うが常識です!

<左から>白石真弓さん(会社経営・42歳)、中田このみさん(飲食業・38歳)、矢野裕美さん(会社役員・41歳)、門司紀子さん(美容エディター・45歳)

注入〟や〝照射〟には抵抗なし。次に何をするか画策中

—今日お集まりの皆さんは、美容クリニックに行った経験があるとのことですが、どのような施術をしたことがありますか。

門司 私はシミ取りレーザーのほか、HIFU(ハイフ)、ボトックス注射、糸リフトをしたことがあります。

中田・白石 すごーい!

矢野 私も糸リフトやピコトーニング(シミ取り)、HIFUのほか、ほうれい線にヒアルロン酸を入れたり、PRP注射でたるみ改善をしました。

矢野裕美さん。子育てのため、昨年のラウンド数は10回。シミや肝斑、ほうれい線などは定期的にメンテナンス。今までにかかった金額は合計100万円程度。ママ友たちとの会話は大半が美容系。

中田・白石 これまたすごーい‼

白石 私はシミ取りだけ。あとは、全身脱毛や痩身のためにしか美容クリニックには行ったことないです。

中田 行ってるほうよ。私もシミ取りはしました。皆さん、そんなにいろいろなことしているんですね。でもすごく自然!

門司 "切った貼った"的なことはしていないですからね。基本、数か月経つと体に吸収されて元に戻るので、それも安心材料かな。そして、またやりたくなっちゃう。

矢野 そうそう、まさに。切ったり貼ったりするのは、そこから老けていく気がして抵抗がある。でも〝注入〟や〝照射〟はむしろ、老化のスピードを遅らせるために、今や生活の一部に。「あ、髪が伸びてきたから美容室行こう」くらいの感じ。

いいクリニックを見極めるための情報源は口コミに限る!

白石 なるほど。そういったクリニックの情報ってどこから得るの?

門司 私は美容通な人が周りにいるので、「ここが良かった、今度ここ行くつもり」などの情報は入ってくるかな。でも自分でもグーグルの口コミはよく見ますよ。

中田 私もしょっちゅうグーグルをチェックしています。次にほうれい線を浅くしたいと思っているから、ヒアルロン酸注入がいいのか、糸リフトにしようか迷う〜。

中田このみさん。昨年のラウンド数は50回。小麦色の肌でも透明感は重要だと思っている。美容クリニックの院長が知人のため、シミはしっかりメンテナンス。今はほうれい線をどの施術で消すか情報収集中。

矢野 私が信頼して通っている新橋の『バウム美容外科』は、韓国人の先生で、ソウルの有名な美容クリニックで院長をされていた方。そのクリニックでは韓国の女優さんが顧客に多数。〝水光注射でヒアルロン酸注入〟をしていただくと、本当に目立たないし、もう8か月間ももってる♪

門司 すごく自然。私もそこ行ってみようかな。先生は日本語話せるの?

矢野 まったく問題なし! しかもナースたちも皆、いい人ばかり。

門司 それ大事! 腕やセンスがいいのはいちばんだけど、それだけでなく接客や空間が気持ちいいのも重要よね。

門司紀子さん。年間ラウンド数は40回程度。美容エディターとして、情報収集に余念なし。今や、シミはここ、たるみならここ、とコスパや雰囲気、相性などで複数のクリニックを使い分けている。

白石 わかる〜。私も『湘南美容外科』でシミ取りを1年12回コースで行ったのね。そのとき、ナースがいい人たちだったからくじけずに通えたもの。シミは一応、すべて取れたけど、まただんだん日差しが強くなってきたからシミになるだろうな〜。

中田 私もラウンド回数が多いからシミが増えるの必至。でもこれからの季節だと、シミ取りはやめたほうがいいんでしょう?

門司 確かに、レーザー後に紫外線浴びると余計に黒くなっちゃうからね。私ね、今年は〝美白点滴〟を定期的に受けたら、肌がどう変わるか検証しようと思っているの。中田さんもシミを取りつつ、キープするために美白点滴を打つのってどう?

中田 わ、良さそう。ぜひ、様子を教えて。

矢野 私は次は額のシワが気になるから、ボトックスかなー。周りのママ友がいろいろ経験済みのツワモノ揃いなの。皆、「ここにボトックス打ったけど自然でしょ?」とかすごくオープンで。コソコソするのではなく、オープンにするのが情報収集のためにもいいと思う。

白石 本当に。ゴルファーは毎回、たくさん肌ダメージ受けるから、メンテナンスは当たり前! とくに40代からは、メンテナンスこそが大人のたしなみよね。

白石真弓さん(会社経営・42歳)。年間ラウンド数は30回。シミや肝斑に悩み、昨年継続的にレーザー照射を行った。クリニックには脱毛や痩身も含め、トータル250万円超え。今は、ヒアルロン酸注入を検討中。

門司 美白点滴やったらご報告しますね!

一同 楽しみ‼ また情報交換しましょ〜

<キーワード解説>

1.HIFU(ハイフ)…「High Intensity Focused Ultrasound」の略で、「高密度焦点式超音波治療法」のこと。皮下組織や筋膜に超音波を照射して、熱によって肌を内部から引き締めてたるみを改善する治療法全般を指す。

2.ボトックス注射…ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の筋肉抑制作用を美容目的で利用した治療法。神経の伝達物質である「アセチルコリン」の放出を抑制し、一時的に麻痺させて、表情ジワの抑制や、エラ張りを解消できる。

3.糸リフト…特殊加工された溶ける極細糸で、皮下組織を引っかけて、たるみを持ち上げる施術法。糸の周囲でコラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリや弾力、うるおいもアップ。リフトアップと美肌効果が期待できる。

4.ピコトーニング…ピコ秒(1兆分の1秒)という短時間でレーザーをシャワーのように肌に照射し、皮膚のメラニン色素を減少させる治療法。シミやくすみの改善、従来のレーザー治療では難しかった肝斑にも効果が期待できる。

5.PRP注射…高濃度の血小板を含むを注入、皮膚組織を再生してシワやたるみ、ほうれい線などを改善する再生美容治療。自身の血液から採取して注入するため、副作用やリスクが少なく効果が持続するのも魅力。

6.ヒアルロン酸注入…医療用のヒアルロン酸を皮膚に注入して、内側からシワの溝を目立たなくさせたり、ボリュームを補ったりする治療法。加齢によるほうれい線や眉間の深いシワ、またボリュームの減った唇などに必要量を注入する。

7.水光注射…皮膚の浅い部分に均一にヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分など美肌効果の高い薬剤をダイレクトに注入する韓国発祥の肌質改善治療。コラーゲン密度を高め、内側からハリ・弾力・透明感のある若々しい肌に。

8.美白点滴…抗酸化作用があるビタミンCやグルタチオンを中心に、美白有効成分を配合した点滴注射。メラニンの生成を強力に抑制し、日焼けやシミを予防する。血管内に直接入れることで、全身の免疫力強化も期待できる。

Regina2023春号より転載 撮影/長谷川 梓、横山翔平 エディター/小内衣子(PRIMADONNA)

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