ステージが上がる!ウェッジ講座【2】万能に使える「ピッチ&ラン」をマスター

ひたすらウッドでグリーンに寄せたら、アプローチで乗せて、2パットで上がれば上出来! これが多くの女性のゴルフ。でもこれって絶対パーは取れない計算。なんだか夢がない…。そんな女性は今すぐトライ! アプローチを知れば、ゴルフが確実に変わります。

構え方を少しアレンジするだけで、キャリーとランの幅が広がるのでがアプローチの醍醐味。大切なのは、カラダの重心とアドレスだけ。いろいろ試してアプローチ名人を目指しましょう!

ウェッジ入門はまずコレ→スコアアップの近道は、アプローチが得意になること☆ ステージが上がる!ウェッジ講座【1】

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どんなときでも使える「ピッチ&ラン」をマスター

アプローチで最も簡単なのは、パターでのコロがし。ですが、ラフやエッジまで距離がある場合は、それなりのキャリーが必要だし、実際、アプローチはそういうシチュエーションがほとんどです。キャリーとランが1対1のピッチ&ランは距離をイメージしやすく、いろいろな場合で使えるので、ぜひマスターしましょう。

アドレス

重心は常に左足。アプローチの鉄則です。

これはNG!

肩に力が入り、クラブと腕が一直線の構えは、カラダが使えずすくいうちのミスになる。

背中が丸まったアドレスもNG。手打ちになり、トップやダフリが出てしまう。

スイングの基本

下半身を安定させ、ワキがカラダから離れないよう、アウトサイドインに肩でクラブを上げる。そのままカラダを戻すとヘッドが勝手に下りてきて、ボールを上げてくれる。振り幅はテークバックとフィニッシュが1対1に。ヘッドアップは厳禁です。

指導/菊地明砂美プロ

1985年生まれ、北海道出身。親の影響で10歳からゴルフを始める。2010年にプロテスト合格。レギュラーツアーシード権を目指し、ステップアップツアーで奮闘中。今年から、ツアープロコーチ石井忍プロ主宰の「エースゴルフクラブ」で幅広いゴルファー相手にレッスンを行う。妹は菊地絵理香プロ。遠藤電設所属。

Regina 2019年初夏号より抜粋 撮影/村上悦子 エディター/たかはしよし子 撮影協力/カレドニアンゴルフクラブ