ラウンドに誘って距離を縮めると「危ない」タイプの人って?

ゴルフラウンドをともにすると、急速に人間関係の距離が縮まるのも確かですよね。異性・同性を問わず、親しくなりたいと感じた相手をラウンドに誘って、仲良くなるきっかけにしているという人も多いでしょう。

しかし、ラウンドを誘ってしまったがばかりに、あとから無用なトラブルを引き起こしてしまった……となるのは残念。ところが、そんな話もチラホラと聞こえてくるのが現実です。

そこで、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、ラウンドに誘って距離を縮めるのは少し考えたほうがいいタイプの人物にまつわる特徴をお話します。

1:何でも「ビジネス」に繋げたがる人

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「どんな縁もお金に変える!」とばかりに、常にビジネスモードで人間関係を構築しようとする人には、人当たりがよく勢いがある人も多いため、一見すると魅力的なうえに“とっつきやすさ”を感じさせる傾向も。

そのため、出会ってまもない段階では「いい人そう」と好感を抱く人も多いのですが、不用意に距離を縮めてしまうと、自分も「お金」としか見てもらえなくなった結果として、人間関係におけるトラブルに発展することが少なくありません。

自分は「友人」として距離を縮めたくても、相手が「ビジネス対象」としか見ていなければ、いずれはひずみが生まれてしかり。

SNSなどで、やたら「ビジネス」「お金」などに言及しているタイプだったとしたら、少し用心したほうが賢明です。

2:不倫や略奪愛ばかりしている人

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不倫や略奪愛の経験を赤裸々に口にする人には、極度の寂しがりやも少なくありません。そのため、ちょっと距離を縮めると恋愛関係にない相手にも依存をしてくる傾向が強めです。

極端に寂しがりやの性格の人とは急速に親しくなりやすい一方で、その後は気がつけば距離感がおかしくなってしまい、面倒な話に巻き込まれたり、干渉してほしくない部分にもお構いなしに干渉してきたりといった厄介な関係に発展しやすいのは否めません。

まだそこまで親しくない間柄であるうちから、こういった込み入った恋愛話を赤裸々に披露してくるタイプには、少々警戒したほうが確実でしょう。

「不倫や略奪を好む人」と聞くと、自分の夫や恋人にさえ会わせなければ問題ないと考える女性も多いのですが、依存をされてしまうリスクも大きいのです。

3:貧乏自慢が好きな人

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周囲の人からの笑いをとろうとして、やたらに「貧乏自慢」をする人もいますが、こういったタイプも、ゴルフラウンドで距離を縮めるのは気をつけたほうがいい場合が少なくありません。

極端な貧乏話は「ネタ」として盛っている可能性も高いものの、分別のある大人であれば、そういった話題ばかりを提供してまで、周りの関心を引こうとはしないもの。そこをあえて「貧乏」「お金」にフォーカスして注目を集めようとする場合には、実際にお金に困っている人であるパターンも珍しくありません。

一般的に「ゴルフは、お金がかかる」と言われているだけに、こういった人をラウンドに誘って親しくなってしまうと、後々になって「ゴルフのせいで、お金がなくなった」「あなたが誘ってきたから断れず、そのせいで極貧生活をしている」などの恨み節を聞かされるなど、予想外の不快な出来事にも遭遇しやすいのが現実でしょう。

ゴルフラウンドを通じて、常に良質な人間関係を築ければベストであるものの、残念ながら現実にはそうではない展開になってしまったという話も耳にしますよね。

ゴルフそのものが、ひと昔前よりもカジュアルに楽しみやすいスポーツになっているのは喜ばしい反面で、「紳士」「淑女」らしからぬ人間関係に発展してしまうきっかけにもなりえることもあるようです。無用なトラブルを招かないためには「ちょっと気をつけたほうがいいかも?」と感じる相手を見極められると安心です。

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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