ゴルフ経験ゼロの初心者編集部員が2か月でコースデビューを目指す連載企画、いよいよ初ラウンド当日です。

先生の教え通り、前日までに持ち物の準備は済ませ、余裕を持って現地に到着します。ここで初めての人が戸惑いがちなのがゴルフ場独特のマナー。到着したはいいものの、勝手がわからずあたふたしてしまって元も子もありません。到着してからプレー開始までの流れを教えてもらいました。
◆できる準備は前日夜までに! 焦った気持ちをコースに持ち込まない
最後のレッスン終了後、ラウンド当日にするべき準備や心構えを先生に聞くと「1番大事なのは、とにかく時間に余裕を持つこと!」と力強いコメントが。

EMIKO先生
「ゴルフは精神面がとても重要。時間に終われ、ドタバタした感じをどれだけ『持ち込まないか』でスコアが左右されるスポーツです。持ち物はできるだけ前日の夜までに準備をして、朝にやることを減らしておくといいですよ。
移動時間も渋滞の可能性を鑑みて、ナビを信用しすぎずに早めに出発するのがおすすめ。到着の目安はスタート1時間前、どんなに遅くても40分前には必ず着くようにしましょう!」
◆到着〜チェックイン(スタート1時間前目安)
ゴルフ場に到着したら、駐車場へ直行するのではなくまずは車止めへ。キャディバッグやその他の荷物を下ろします。コースによっては自分で下ろさず、係の方に受け取ってもらうところも。

荷下ろししたら、車は駐車場へ。フロントで来場者カードに必要事項を記入し、チェックインします。ロッカーキー付きのカードホルダーを受け取ったら、荷物を持って更衣室へ。

◆着替え後〜スタートまで (スタート40分前目安)
更衣室でゴルフウェアに着替えたら、持ってきた大きな手荷物はロッカーに預け、必要なものだけをラウンドバッグに入れてカートに積み込みます。中身は当然人によって違いますが、「プレー中にパッと取り出したいもの」「昼休憩で使うもの」と考えておくと、自分に必要なものがわかりそう。
ラウンドバッグに入れておくもの
- ロッカーキー
- グローブ、サングラスなどプレーに必要な小物
- 予備のボール、ティ(初心者はボールを無くしてもいいよう、予備を多めに持っていくのがおすすめ)
- リップクリームや日焼け止めなどの身だしなみ品
- ティッシュ、タオルなど
- 歯みがきセット
- プレー中の飲み物
- カイロ(寒い時期)

スタート前練習
荷物を積んだらプレー前に軽く練習。マスター室前でボールコインを受け取り、クラブを数本持って練習場へ。


初ラウンドの緊張もあってか、全然打てずにちょっと焦る筆者…

「練習球が25〜30球として、ピッチング5球、7番アイアン、ユーティリティ、ドライバーをそれぞれ7〜8球ぐらいの配分で。調子があがらないなと感じたら、ユーティリティは省いてピッチングと7番を多めに打ち、スイングの感覚を確認するのでもいいですよ」と先生からアドバイスをもらいます。
ちなみに、練習場に行く時間がない場合でも、パター練習は必ずやるべきとも教えてもらいました。パターの速さがその時々のコースのコンディションによって全然違うのだとか。10分ほどできるとベストです。
◆スタート5分前にはティーイングエリアへ。いよいよデビュー戦
練習を終えたら、スタート10分前にはカートに乗り込み、5分前にはティーイングエリアへ。マスター室でスコアカードがもらえるので、ホルダーにはさみます。

緊張の初ラウンド、スタートです。無事に18ホールまわりきれるのか!? 結果は次回をお楽しみに。
撮影/村上悦子 撮影協力/アクアラインゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)





