日本人9名が参戦の「全英オープン」、注目選手と出場資格は?【20代が7名、初出場は3名!】

20日(木)より、いよいよ全英オープンが始まります! 全英オープンと言えば、世界4大メジャーのひとつ。その中でも最も歴史のある大会で、今回で151回目を迎えます。
場所は、イングランドの北西部にあるロイヤルリバプール。1869年に開場された名門コースで、近くの村の名前である「ホイレーク」という愛称で呼ばれています。

今年の日本からの出場者は、全部で9名。その内の7名が、なんと20代! 日本の若き精鋭達が揃った印象の日本人出場選手ですが、今回は全英オープンへの出場資格と、それをゲットした選手達に注目していきたいと思います。

◆全英オープンに出場する資格って⁉

まず、全英オープンに出場するためには、その資格を有していなければなりません。過去の全英オープンで優勝した60歳以下の選手、直近10年の全英オープン優勝者(年齢関係無し)、前年大会の10位位以内の選手、世界ランキング上位50人、欧州ツアーランキング上位30人…といったように、その資格にはそれぞれ出場優先順位が決められています。

日本ツアーから全英オープンに出場するための資格は3つ。昨年の「日本オープン」優勝者、昨年の賞金ランキング上位2名、そして今年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」から「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」までの7試合で、通算賞金が上位だった者1名の計3名です。

その他に、全英オープンの予選会で出場権を得ることもできます。予選会は世界各地で開催されていますが、今年5月に岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催された「〜全英への道〜ミズノオープン」も、その予選会のひとつ。そこで4位までに入った選手に出場権が与えられます。毎年海外勢にその枠をいくつか譲りがちでしたが、今年は4つの出場枠全てを日本人選手で埋めることができました。

◆7名が20代! 日本人出場選手と出場資格一覧

【世界ランキング上位50人】
松山 英樹プロ(31歳)9回目の出場

【2022年「日本オープンゴルフ選手権」優勝者】
蟬川 泰果プロ(22歳)初出場

【2022年日本ゴルフツアー賞金ランキング上位2名】
比嘉 一貴プロ(28歳)3回目の出場
星野 陸也プロ(27歳)4回目の出場

【2023年開幕戦「東建ホームメイトカップ」から「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」までの通算賞金上位1名】
岩田 寛プロ(42歳)4回目の出場

【「〜全英への道〜ミズノオープン」上位4名】
平田 憲聖プロ(22歳)初出場
中島 啓太プロ(23歳)2回目の出場
金谷 拓実プロ(25歳)4回目の出場
安森 一貴プロ(25歳)初出場

◆若手か、ベテランか⁉ 今回の注目選手は? 

全英オープンのコースは、他のメジャー大会に比べれば比較的距離が短く、「日本人向き」と言われていたこともありました。出場選手の数も他のメジャー大会に比べれば多く、好成績を納めている選手も少なくありません。
しかし、今回の開催コースであるロイヤルリバプールは、9年ぶりの全英オープン開催となりますが、9年前と違う点として挙げられているのが71ヤード伸びた距離と、パー72がパー71に変更されているということ。それだけ、コースが長くなったということになります。

そして、全英オープンといえば、突然吹き荒れる風と、それによる寒暖の変化といった天候の急変もその難しさのひとつ。フラットではあるけれど、ヒースや強風に悩まされがちなリンクスならではのコース状況、日本との時差、食事の違いなど、そういったことにどれだけ対応できるか、経験の差も出るのではないでしょうか。

日本からの出場選手を見れば、20代の選手が7名、その内初出場は3名。現在の日本男子ツアーを牽引している若手プロが勢揃いした印象ですが、そんな中40代で4回目の出場を果たした岩田プロには、その経験を活かしてぜひ頑張ってほしいところです。

松山英樹プロが2013年に初出場を果たした際に、6位タイという好成績を納めたように、若さでそういったタフな状況を乗り切ってしまうのか、5回目の出場で5位タイという好成績を納めた丸山茂樹プロのように、経験がものを言うのか、非常に楽しみなところですね。

◆おだみなプロフィール

おだみな/元プロキャディ。男子、女子両ツアーで活動し、宮里藍プロのデビュー年からアメリカ本格参戦までの専属キャディとして転戦。現在は二児の母をしながら、近所のゴルフ場でハウスキャディとしてアルバイト中。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、ゴルフ歴だけは長いがスコアはイマイチ。

おすすめの関連記事