【キャディさんに見られてる!】このゴルファーデキる!と思われるキャディバッグ収納術

こんにちは、匿名ライターの「かこみらい」です。キャディとしてお客様と接する中で起きたあんなことやこんなことを、個人的主観たっぷりにお伝えしていきます。

今回は、キャディさんに「デキる!」と思わせる、美しいキャディバッグの収納術についてお届けしていきます。

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イメージ写真/Getty Images

私たちキャディは、その日に担当するお客さまよりも先に、まずキャディバッグと対面します。ベテランのキャディは、バッグを見ただけでその人の性格がわかるといいます。ウッドやアイアンがごちゃ混ぜに収納されていたり、ポケットからクシャクシャになった雨具やグローブが出てきたりなど、ゴルフ用品を乱雑に扱っている人の中に、ゴルフが上手な人はほとんど見かけません…。

「クラブはどこに収納しても同じじゃない?」と思っている人もいるかもしれませんが、キャディにとっては同じではないんです。

キャディバッグは、口枠の形にもよりますが、大きく分けて上段、中段、下段と分かれているものが大半ですよね。基本的に、上段にはウッドとユーティリティー、中段は向かって左側から順に3番~8番を入れます。下段には9番からサンドウェッジ、パターを収納。

これがきちんと収まっていないと、シャフトがバッグの中で絡まり、出し入れがスムーズにいかなくなるのです。キャディはラウンド中にすべてのクラブを持ちあげて揃えなおすのですが、きちんと収まっていないとこれができません。揃えなおす理由は、クラブを一目でわかりやすく、置き忘れを無くすため。そしてすぐに取り出せるようにするためです。

ラウンド中は、キャディはせわしなく動き回っています。美しいキャディバッグ収納術を身に着ければ、次回のラウンドでは、キャディに「デキる!」と思われるかも。もちろんセルフプレーでも、あるべきところにしかるべきクラブを戻すことを習慣づければ、スロープレーの防止にもつながりますし、いいことだらけですよ!

◆【教えてくれたのは】匿名キャディ・かこみらいさん

某有名トーナメントコースの元キャディ。自分でプレーするのも大好きで、ゴルフギアには一家言あり。趣味は車で、Bライセンスを取得するガチっぷり。歴代アメ車を所有し、エンジンルームを眺めているだけで一日が終わってしまうほど。ゴルフ、クルマなどの知識を活かし、現在はライターとして活躍中。