【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み 解決サロン Vol.44

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina-webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

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◆「コンペの幹事になってしまいました。成功させるポイントを教えて!」後編

イメージ画像/Getty Images

先日、仕事でつながりのあるゴルフ仲間に誘われたコンペに誘われ、ブービー賞をいただいてしまいました。なんとそのコンペには、「ブービーが次の幹事をする」という決まりがあり、私がすることに……。

今まで、いろいろなコンペに参加はしてきましたが、幹事は初めて。コース選び、組み合わせ、賞品……決めることがたくさんあり、頭が痛いです。なんとか無事成功させたいのですが、ヒントがあれば教えてください!(不動産業 リエ 35歳  独身)

◆組み合わせは、パーソナリティを考慮し、できるだけ緻密に

前回、コース選び、足問題、賞品チョイスについてお話しましたが、後編は、組み合わせやアトラクションについてお教えします。

とはいえ、あくまでも私のお店「銀座Room」に来て下さるお客様が主役のコンペの場合。みなさん、それぞれのケースに応じて取捨選択してくださいね。

「銀座Room」のコンペは社交の場。接待でも腕比べでもない集まりでなにが期待されるかと言えば、“出会い”なの。

だから、組み合わせのミスは致命傷。プレーはもちろん、ランチ、表彰式まで一緒に過ごす相手がまったく興味の持てない人だったら一日が台無し。「こんなくだらない人と回るのにお金取りやがって」ってむしろ恨まれてしまうわ。

そんなミスを犯さないために私がしていることは、参加してくださるすべての方について、その人の印象、よくする話題、お人柄、お仕事について列挙し、“この方とこの方が出会ったらいいな”ということを考えること。ですから、基本的に一度もお会いしたことのない方の参加はお断りしています。たとえどんなにご常連のご紹介でも、キャラクターがわからない人をどう組み合わせればいいか、見当もつかないですから。

さらに、ゴルフのレベル、エンジョイ派なのか、本気派なのかという部分も加味。プレースタイルがあまりにも違う人と回っても楽しくないですからね。話題があまりにも合わなそうな方同士をペアリングしないように気をつけているわ。

とはいえ、正直、“困ったちゃん”的な方もゼロではない。対策としては、相手が誰であれ盛り上げてくれるような余裕のある方の組にイン。もちろん、お世話していただく代わりに、その方によき出会いがあるよう、とびきりステキな人も一緒に組み合わせるようにしているわ。

こんな風に、組み合わせはコース選び以上に時間をかけて、かなり緻密に考えます。だから、ドタキャンされるとかなりがっくり。「ここまで考えているのに……」って気持ちに、どうしてもなってしまう。それを避けるためにも、コンペの会費は前金制にして、容赦なく全額いただくようにしています。

◆おすすめは、運と実力がものをいう「オネストジョン」

新ぺリアでの順位争いだけじゃなく、ちょっとしたアトラクションがあるとコンペはより盛り上がるもの。

私がしているのは、「オネストジョン」(プレー前に自分の予想スコアを申告し、ホールアウト後、申告スコアに最も近い人が勝つというもの)に、アウト・インそれぞれくじ引きをし、当たったホールをパーに換算してスコアを調整するというアレンジバージョン。

運と実力が試され、スコアの良し悪しに関係なく楽しめるのでおすすめです。コンペのスタイルとして、「スクランブル」方式のチーム戦も、ひとつのアイデアね。

上級者もビギナーも同じチームとなり、あれこれ作戦を練るこのスタイルは、4人が一緒にいる時間が長くなるので親交がより深まりすごくおもしろい。すばらしい競技方法と思うわ。

ただし、組数が多くなると、幹事は血のにじむような手配力が要求されるのでお覚悟を。

じつは私も過去に7回くらいやりましたが、パーソナリティに加え、組ごとのスキルを平均する必要があるので20組という大型コンペともなるとそりゃもう大変。力尽きて辞めました……。

最後にワンポイント。「表彰式は簡潔に」。

表彰式が長いとパーティ料理もなくなって手持ちぶさたになるでしょ。かといって、料理を増やせばお金もかかっちゃうし。ゴルフ場のパーティ料理を楽しみにしている人も、多くはないと思うの。

だから、あいさつする人は極力少なく。パパっといい感じですすめて、「今日ありがとうございました!」ってさらりと終わらせるくらいがいいと思うわ。

◆かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!