全国から予約殺到のティーチングプロ!木原睦美さんのらくらく100切りLESSON!【6】

練習ではバッチリなのに、コースに出ると結果が出せない…。そんな悩めるゴルファー必見! 100切り請負人・木原睦美プロ直伝のノウハウは、結果にコミットするものばかり。今回はアプローチやミスしたとき、池超えのときに使えるテクをご紹介します。

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【06】アプローチでトップする、アプローチが適当だ…アプローチの選択肢を増やそう

グリーン周りからのアプローチはSWと決めている人が多いようです。でも、ピンがグリーン奥にある場合などは、SW以外のほうがミスなく寄せられます。落としどころの目安は下記の通り。ただし、ボールの位置やライなどによって変わるので、練習場で番手と転がりの距離のイメージをつかんでおきましょう。

◆落としどころの目安の計算法

7I…距離÷6  8I…距離÷5  9I…距離÷3  PW…距離÷2

・滞空時間が長く、 高く打ち出して 遠くに止める方が難易度が高い

・滞空時間が短く、低く打ち出して手前から転がすほうがやさしい

ボールからピンまでの距離が24Yの場合、SWで24Y地点にフワッと上げてピタッと止めるのはプロでも至難のワザ。7Iで4Yの地点(24÷6=4)に落とせば残り20Y転がります。じつはそのほうが簡単でミスも少ないのです。ゴルフ上級者と初心者のいちばん違いは、アプローチの引き出しの数。上級者ほどたくさんのワザを持っていますが、初心者でも最低2つのアプローチを習得しておけば、絶対スコアアップに役立ちますよ!

【07】ミスると焦る、ティショットをよく曲げる、必ず大叩きするホールがある…急いで挽回しなくてOK! 

気持ちよく振れたのにボールは思わぬ方向へ…ということはよくあります。そんなときは、急がば回れ。まずは落ち着いて辺りを見回し、いちばん広い空間から元のコースに戻す方法を考えましょう。ピン方向へ打ちたいところですが、無理は禁物。慌てて挽回しようとすると、傷口が広がるケースが多いからです。同伴者のボールが先にあるからといって、追いつこうとするのもNGです。

確実にいちばん広いところへ!

【08】池越えホールが苦手、池が気になって仕方がない…次のショットのことを考えよう

池が視界に入ると緊張してしまい、なんでもないショットをミスしてしまうことが。写真のようにあまりプレッシャーのない池越えの場面では、池を越すことではなく、次のショットをどこから打つか、つまりピンまで残り何ヤードの位置に運べばグリーンオンしやすいかという戦略に意識を切り替えましょう

不安要素を意識しないよう、別の場所に意識を移すのもテクニックのうち。あと2打でグリーンオンするには、残り何ヤード地点に置けば打ちやすいライになるのか、じっくり見極めて。
池の向こうに狙いどころを決めたら、自信をもってスイングするだけ! 

撮影/内藤サトル、岡田こずえ(読者モデル分) エディター/大津恭子、佐藤繭子  撮影協力/千葉バーディクラブ