避暑地として人気の軽井沢にあるオーソルヴェール軽井沢倶楽部では、「PEANUTS（ピーナッツ）」コミックの誕生75周年を記念した特別なコラボレーションが実施されています。コンセプトは、「PEANUTS Golf Retreat〈軽井沢の自然とピーナッツの世界観が織りなす、心を癒すゴルフ＆リトリート〉」。
軽井沢は、PEANUTSの作者チャールズ・M・シュルツ氏が住んでいた米国カリフォルニア州・サンタローザと同様、豊かな緑と美しい景観に恵まれた場所です。コース名の「オーソルヴェール」は「eau（オー）＝水、「sol（ソル）」＝土、「vert（ヴェール）」＝緑を意味し、ピーナッツの世界観を表現するのにこれ以上のロケーションはないということから今回、世界初のコラボが実現しました。
スヌーピーやチャーリー・ブラウンをはじめとする“ピーナッツ・ギャング”たちをそばに感じながら、心身が癒やされるゴルフ＆リゾートステイを満喫しに行きましょう。
目次
【PLAY】スヌーピーカートに乗って、“ピーナッツ・ギャング”たちとラウンドへ
【STAY】ピーナッツ尽くしの“スヌーピールーム”にはミニパターゴルフ場も
【AFTER GOLF】ゴルフ以外の時間もとことん楽しめるのがオーソルヴェール軽井沢倶楽部
◆フォトスポットでスヌーピー＆ウッドストックと記念撮影
オーソルヴェール軽井沢倶楽部は、東京駅から北陸新幹線で約60分、軽井沢駅から宿泊者専用送迎車（要予約）やタクシーに乗って約30分の場所にあります。車の場合は、上信越自動車道・碓氷軽井沢ICから約21km。高原ならではの風景を眺めているうちに、あっという間に到着です。
クラブハウスに入ると、ゴルフクラブを持ったスヌーピーとその親友のウッドストックがお出迎え。フォトスポットになっており、スルーするわけにはいきません。
はやる気持ちを抑えながらチェックイン。スタッフの胸元にはスヌーピーがデザインされたピンバッジが付けられているのもお見逃しなく。落ち着いた空間のロビーには、セルフスタイルで淹れるスターバックスのコーヒーマシンも。香り高いコーヒーで、プレー前にホッとひと息つくことができます。
【PLAY】
◆スヌーピーカートに乗って、“ピーナッツ・ギャング”たちとラウンドへ
着替えを済ませて、いざコースへ！ オーソルヴェール軽井沢倶楽部では2人乗りのゴルフカートを利用するのですが、後述する「SNOOPY GOLF RETREAT ROOM」の宿泊者は優先的に、スヌーピーのデザインを施したオリジナルゴルフカートに乗ることができます。
カートはフロント部分が丸みを帯びたフォルムでツヤのある純白ボディ、眉毛やしっぽもあしらわれ、まさにスヌーピー。これはかわいいのひと言♪ 表情の異なるスヌーピーカートは全部で2台用意されていて、状況によりフェアウェイ乗り入れも可能です。
グラハム・マーシュが設計したコースは、さまざまなレベルのゴルファーが楽しめるレイアウト。すみずみまで手入れされたコースはどこを見ても美しく、浅間山を望む雄大な景色もまた、日常を忘れさせてくれます。
そんな魅力的な18ホールですが、さらに心躍るのが2番と12番の“ピーナッツ・ホール”。ピーナッツの仲間たちが随所でゴルファーを出迎えてくれるショートホールです。
2番と12番ホールのティーイングエリア近くに、PEANUTSコミックを掲載した看板があるのですが、これをしっかり読んでおくのがピーナッツ・ホールを十二分に楽しむコツ。そのまわりや打ち進んだ先に、コミックのストーリーを再現したりリンクさせたりした仕掛けがあるからです。それらを見つけながらプレーするのがまた面白いんです。
PEANUTSの作者チャールズ・M・シュルツ氏は、ゴルフをはじめとするスポーツが大好きだったとか。PEANUTSコミックの中で、「LIFE IS LIKE A GOLF COURSE（人生はゴルフコースのようだ）」というチャーリー・ブラウンの台詞があるのですが、そんな言葉の意味もかみしめながらゴルフを楽しみましょう。
◆ラウンド後はショップで、レアなオリジナルグッズをチェック
オーソルヴェール軽井沢倶楽部のクラブハウスにはショップが２つあり、多彩なゴルフグッズを取り揃えています。中でもピーナッツとコラボしたオリジナルグッズは、ここでしか購入できないレアアイテム。旅の思い出やお土産にピッタリです。
【STAY】
◆ピーナッツ尽くしの“スヌーピールーム”にはミニパターゴルフ場も
今回のゴルフステイのもうひとつのお目当て、ホテルのお部屋を先に見ていきましょう。オーソルヴェール軽井沢倶楽部にはリラクシング＆ラグジュアリーを体現したレジデンスホテルがあるのですが、109号室は「SNOOPY RETREAT ROOM」になっています。部屋にはキッチンや調理器具、洗濯乾燥機などが完備されており、長期滞在でもノーストレスで快適に過ごすことができます。
部屋に入ってビックリ、想像以上にピーナッツ尽くしで、大きなスヌーピーのぬいぐるみはもちろん、部屋中がフォトスポットのようになっています。これはうれしいサプライズ。
広いテラスではピーナッツ・ギャングたちとパターゴルフができるようになっていて、ラウンド後もゴルフ三昧が可能。なんと、テラスのパターゴルフ専用オリジナルスコアカードも用意されています。
また、「SNOOPY RETREAT ROOM」は愛犬と一緒に滞在できる仕様になっているので、愛犬家も安心。ビーグル犬であるスヌーピーと愛犬とのツーショットも必須です。パターゴルフに興じるもよし、本棚に置かれているPEANUTコミックを読みながらのんびりするもよし、自分らしい過ごし方を満喫しましょう。
◆ゴルフ以外の時間もとことん楽しめるのがオーソルヴェール軽井沢倶楽部
味覚でも軽井沢の豊かさを堪能できるのが、オーソルヴェール軽井沢倶楽部の魅力。四季折々の地元食材を用いたこだわりメニューが揃っており、どれにしようか迷うこと必至。手間暇を惜しまず作られた料理を、目でも舌でも味わうことができます。
【LUNCH】
メニューの一例。左側の写真は、手前から時計回りに「ソフトシェルクラブのトマトソースパスタ」、キッシュやバーニャカウダが付いた「スヌーピーがディボットを削ったゴルフホール」、「低温で調理した信州米豚のとんかつ膳」、自家製パティの「チーズバーガー（JACK DANIEL’S ソース）」、軽井沢のチーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズを使用したPIZZA「マルゲリータ」。
ピーナッツとゴルフをテーマにしたコラボメニューもいろいろあるのですが、上記写真の「スヌーピーがディボットを削ったゴルフホール」のほか、軽井沢産のチーズやウィンナー、野菜を用いたチーズフォンデュ「整えたバンカーを台無しにされたチャーリー・ブラウンの嘆き」など、ネーミングもユニーク。どんなシーンを表現したものなのか考えながら食べると、美味しさも楽しさも格別です。
「チャーリー・ブラウンのかぼちゃプリン」（写真右中段）、「ゴルフボールの豆乳ドーナツ」（写真右下）など、コラボデザートも楽しめます。
【DINNER】
夕食は、解放感あふれるテラスでBBQディナーを味わうのがおすすめです。信州和牛、ホタテや海老などの魚介類、採れたての高原野菜、信州産米のおにぎりなどがセットになっており、食材が焼けるまでの音や香りも食欲を刺激します。お肉や野菜などに付けるソースにもこだわりが。
専属シェフによる調理サービス付きプランのほか、仲間たちと調理するセルフプランもあり、楽しみ方はそれぞれです。
〈写真左上〉12番ホールの看板。キャンプファイヤを囲むスヌーピーが「最高の楽しみのひとつ」とつぶやいています
ここで12番ホールにあった、キャンプファイヤを囲むスヌーピーやウッドストックたちの姿を思い出してください。そう、キャンプといえばBBQ。「PEANUTS Golf Retreat」のストーリーは、テラスでのBBQディナーまでつながっているんです。スウェーデントーチの炎を眺めながら、ピーナッツ・ギャングたちとのキャンプ気分を満喫しましょう。
【AFTER GOLF】
ゴルフやBBQで身も心も満たされたけれど、1日を終えるのが名残惜しい……そんな人は、クラブハウスのラウンジでグラスを傾けたり、ビリヤードをしたり、または個室のカラオケルームで熱唱したりするのもいいでしょう。
ピーナッツの世界が軽井沢の自然に溶け込んだかのようなオーソルヴェール軽井沢俱楽部。ピーナッツ・ギャングたちとの旅は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
オーソルヴェール軽井沢倶楽部
住所／長野県北佐久郡軽井沢町茂沢1−201 TEL／0267-45-0900
ゴルフプレー料金（利用税込）／平日￥9,200～、土日祝￥14,200～ 一般宿泊料金／１泊2日朝食付き￥20,500～
SNOOPY GOLF RETREAT ROOM宿泊料金／1泊2日朝食付き￥38,200～、バーベキューディナー付￥48,000～ ※スヌーピーカートの利用につきましてはお問い合わせお願いいたします。《TEL／0267-45-0900》
撮影／長谷川 梓 エディター／相田英子 読者モデル／CHIHIRO、YUI、MISAKI、KASUMI
