メンテナンスも最高! 思わず見惚れる美観コース4選【Regina読者“ガチ推し”のゴルフ場セレクション】

大自然の中に身を置き、約4時間に渡ってプレーするゴルフ。実に贅沢な時間ですよね。スキあらばパソコンやスマホ……という生活を送っている人ほど、ゴルフ場の空の広さに癒やされるのではないでしょうか。しかもそのコースが、メンテナンスもふまえてうっとりするほどきれいだと、本当に感動的です。

今回は、レジーナ読者が「きれいだわ~!」と推薦の声を挙げたコースを厳選して紹介します。


◆吉井カントリークラブ(群馬県)

ハワイ諸島の雄大な景観を再現。本物以上(?)のリアル感

吉井カントリークラブ ADD/高崎市吉井町下奥平554 TEL/027-388-5350
コース/18H・7,101Y・PAR18
プレー料金/平日¥21,550、土曜30,900円、日祝¥27,600円

【Reginaゴルフ女子の推しコメント】
「どこもかしこも、とても管理されている感じでした」
「コースはもちろん、ほかの場所も全てきれい」
「日本にはない景観だけどすごく本物っぽい。違和感がないのは、メンテナンスの賜物ですね」

◆ハワイア~ンな異国情緒全開の景観の中で光る、“ワンチーム”のプロ意識

日本にゴルフ場は数あれど、唯一無二の景観を誇るのが吉井カントリークラブ。自然美と造形美が見事融合し、一度訪れたら忘れられない風景が広がります。

コース内にはプレーヤーを視覚的に楽しませるオブジェなどがたくさんあり、非日常にどっぷりひたれると人気です。

まさにエンタメ力あふれるコースですが、多くのゴルファーから支持されるのはやはり確かな実力があるから。巧みなコースレイアウトなどハード面はもとより、コースメンテナンスの素晴らしさ、 管理スタッフのプロ意識といったソフト面が魅力を押し上げているのです。

「当ゴルフ場にはコース内をすみずみまできれいにしようという意識、心地よい空間をつくる意欲を持った従業員が多いんです。ゴルフ場のコンセプトも明確なため、スタッフは目標に向かって迷わず突き進んでいくことができます」(吉井カントリークラブ担当者・以下同)

吉井カントリークラブは、1日の組数を20組までに限定しています。そのため、コースメンテナンスの計画が立てやすい点も奏功しているのでしょう。

「トーナメント開催会場になった実績もありますので、競技ゴルファーにも満足してもらえるコースセッティングに仕上げることも可能です」

そう自信を持って断言できるのは、スタッフが一丸となってゴルフ場に向き合っている証拠。プレーする側ももてなす側も、お互いが誇りを持って気持ちよく過ごせる場所です。

コース内には、こんな楽しい仕掛けも!
木葺き屋根のクラブハウス内は、チーク材を贅沢に使用したインテリアで統一

◆川奈ホテルゴルフコース(静岡県)

富士コースは、トーナメント会場としてもおなじみ

川奈ホテルゴルフコース ADD/伊東市川奈1459  TEL/0557-44-6060
コース/富士C:18H・6,701Y PAR72  大島C:18H・5,711Y・PAR70
プレー料金(~12月末)/富士C(1泊2日1プレー・キャディ付き ※日帰りプレー、セフルプレー不可):平日¥50,100~、土日祝¥63,000~ 大島C(セルフのスループレー ※日帰りプレー可):平日¥15,000~、土日祝¥19,000~

【Reginaゴルフ女子の推しコメント】
「名門はやっぱり、どこも美しく管理されています」
「さすがです。グリーンにボールマークの一つもなかったです」
「ほかのゴルフ場ではプレーの合間に景色を見ますが、ここは景色を見る合間にプレー」

◆川奈の歴史と伝統、ホスピタリティ、景観美、海風に誰もがノックアウト! 

日本が世界に誇るゴルフ場のひとつ・川奈ホテルゴルフコースは、誰もが一度はプレーしたいと憧れ、プレーした人は「絶対にまた来る!」と誓う……そんな力に満ちています。

富士コースは1936(昭和11)年、川奈ホテルの開業と同時にオープンしました。コース設計は、アリソンバンカーでおなじみの設計家・C.H.アリソン。ここでプレーできるのは川奈ホテルの宿泊者のみで、アリソン時代のコンディションを残すため、現在も厳しい管理が実施されています。

大島コースの開場は富士コースより早く、1928(昭和3)年。日本のゴルフの父と称される設計家・大谷光明が設計しました。大島コースは現在、フェアウェイ乗り入れ可能なGPSナビ付き乗用カートで、快適なスループレーが満喫できます。

このようにプレースタイルの異なる2コースがありますが、川奈ホテルゴルフコースは一般的なカントリークラブではなく、あくまでもホテルゲストのための付帯施設。この理念は、開業当時から変わっていません。

戦前のゴルファーと同じようにフェアウェイを歩き、潮風に翻弄され、コースの美しさに目を奪われる……そんな貴重な追体験ができるのも、川奈を訪れたゴルファーの特権なのです。

大島コースの各ホールには、「W. & D.(ワイフ&ドリンク)」(18番)などの愛称がつけられている

◆太平洋クラブ 益子PGAコース(栃木県)

池、バンカー、石山(写真右)がグリーンに迫る14番ホール(PAR3)

太平洋クラブ 益子PGAコース ADD/芳賀郡益子町七井3302−1 TEL/0285-72-8231
コース/18H・7,005Y・PAR71
プレー料金/平日¥6,660~、土日祝¥15,750~ ※ゴルフ場利用税(¥600~700とジュニア等育成協力金¥50円は別途)

【Reginaゴルフ女子の推しコメント】
「いつ行ってもコースメンテナンスは最高。台風明けの平日にうかがったところ、少しスタートは遅れたものの、台風で折れた木や葉などがすべてきれいに掃除されており、感動しました」
「コースのすみずみまで手入れが行き届いていて、コース管理が素晴らしい」

◆ツアープロ絶賛! 知名度は“あのコース”に負けても実力は負けていない

太平洋クラブというと御殿場コース(静岡)が有名ですが、ツアープロやゴルフ評論家から「御殿場に引けを取らない素晴らしいコース」と評されているのが益子PGAコースです。

「益子PGAコースはフラットで、いわば典型的な林間コースですが、池やドッグレッグが戦略性を高めています。赤松などの針葉樹だけでなくケヤキやクヌギなどの広葉樹も多く、それらの枝葉が空中トラップの役割を果たしているのも特徴です。こうした戦略性の高さやコースの佇まい、コースコンディションの良さなどが皆様の評価につながっているのだと、ありがたく思います」(太平洋クラブ担当者・以下同)

2004年には、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の熱戦の舞台になりました。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の3rdクオリファイングトーナメントは例年、益子PGAコースで行われています。また、「太平洋オープンゴルフ選手権」決勝大会を毎年開催。これは、その優勝者と準優勝者が「三井住友VISA太平洋マスターズ」の出場資格を得られる大会です。
益子PGAコースは、そんな猛者を待ち受けるにふさわしい力を備えているのです。

「2015年に東日本では初めて、日本プロゴルフ協会と共同で『PGAゴルフアカデミー 太平洋クラブ益子』を開校しました。皆様もぜひ、上達に役立ててみてはいかがでしょうか」

PGAゴルフアカデミー 太平洋クラブ益子は、ティーチングプロコース(¥5,500~)、インドアでのトラックマンレッスン(¥12,100)など多彩なプログラムを用意。練習環境も充実しているので、腕磨きにはピッタリです。

両サイドに林帯が迫り、セカンド地点から緩やかに上っていく18番ホール(PAR4) 
効果的な練習ができる、本格的な練習施設がそろっている

◆ローズゴルフクラブ(滋賀県)

ポルシェのクラシックカーが目を引くクラブハウス

ローズゴルフクラブ ADD/甲賀市信楽町長野1532-2 TEL/0748-83-0031
コース/18Y・6,879Y・PAR72
プレー料金(~12月末・昼食補助付き)/平日¥8,660~、土休日\15,480~ ※年次会員は平日¥8,000~、土日祝¥11,960~

【Reginaゴルフ女子の推しコメント】
「ゴルフ番組などにも使用されており、いつ行ってもきれいにメンテナンスされている」
「整備に熱心なのがわかります」
「インスタ映えのスポットがある」

◆華やかさに彩られた、女性ゴルファーのための楽園(もちろん男性にも!)

ローズゴルフクラブは日本野鳥類保護連盟が選ぶ「愛鳥ゴルフコース100選」の24選に選ばれた場所にあるだけに、豊かな自然に抱かれるような感覚が味わえるゴルフ場です。しかし、単なるのんびりのどかなゴルフ場かと思いきや、いい意味で期待を裏切ってきます。

モダンなクラブハウスのエントランスには大きな象のオブジェ、ゴージャスなインテリアの屋内にはクラシックカー「ポルシェ356SPEEDSTER」やワーナー・ブラザースのアニメキャラ「ロード・ランナー」の像が鎮座するなど、とにかく怒涛の映えスポット攻め。

コースには最長600ヤード超のホールが2つ、敷地内には280ヤードのドライビングレンジといった練習施設、さらには隣接してコテージ型グランピング施設もあり、ゴルフ場側の「とにかく楽しんでほしい!」という思いがほとばしっているのです。

そのおもてなし精神はコースのすみずみや施設のメンテナンス、サービス面にも行き届いており、それが華やかで洗練されたムードを強調しています。

特に女性にうれしいのが、ハリウッドミラー付きのパウダールーム。それぞれ独立したブースになっているので、人目を気にせず身だしなみを整えることが可能です。

また、「ROSE CLUB レディース年次会員」は年会費無料にもかかわらず、「入会時に夏季優待券、冬季優待券贈呈」「平日2バックプレーの追加料金が無料」などのお得すぎる特典が付いてくると大好評。詳しくはホームページでチェックしてみてください。

高低差が少なく、フェアウェイが広々したレイアウト
思わず長居しそうなパウダールーム

※プレー料金は記載のない限り4バッグでのセルフプレー1ラウンドで、諸税込みの1人あたりの合計です

取材・文/相田英子

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