アプローチは“30yd”の精度を上げれば、スコアアップ間違いなし! 【80台ゴルフ女子の上手くなる練習法】

定期的に練習場に通い、レッスンも受けているのに、なかなか上達しない。スコアが頭打ち……。そんな日々が続くと、ゴルフへのモチベーションが下がってしまいます。同じように練習を重ねているはずなのに、上達の早い人はいったいどんなことをしているの? と疑問に思う方も多いはず。

そこで今回は、“ベストスコア80台”というアスリートなゴルフ女子の皆さんに、「私はコレで上達した!」というおすすめの練習法やルーティンを伝授してもらいました。ぜひ練習に取り入れて、目指せ80台女子!

◆ひたすら30ydの距離を練習したら、トップばかりだったショットが“アプローチ”に進化!

画像はInstagram(@yumi_pilates)より

教えてくれたのは/Yumi Sakaiさん(@yumi_pilates)。ゴルフ歴3年。ベストスコア86。平均スコア 96。

「以前はアプローチが苦手で、グリーン周りはトップが多かったんです」とYumiさん。ラウンドで重要にも関わらずミスをしがちな30ydの距離を重点的に練習したところ、トップばかりだったショットが“アプローチ”に進化しました。

30ydの精度をアップするため、練習したのは“56°のウェッジ”。もともと練習場には週1~2回訪れていたYumiさんですが、アプローチ練習の比率を大幅アップ。56°を使い、距離に応じて“4時→9時”の振り幅を調整しながら120球ひたすらアプローチ練習を行うようになりました。その後は通常の振り幅で50°のウェッジ、PW~5番アイアンと番手を上げ、ドライバーまで打ったら、また最後にアプローチ練習で終えるのがルーティンに。

1回の練習で210球打つ中で、実に半分以上がアプローチ練習という熱心さで、自宅でもパターマットやアプローチかごを使い、時間を見つけてはアプローチの練習を重ねていたと言います。さらに、アプローチ練習を行ったあとでアイアン練習をすると当たりがよくなるなど、総合的にショットのレベルがアップしたという実感もありました。

「アプローチを徹底的に練習しようと思ったきっかけは、ゴルフにおいて信頼している方からのアドバイスでした。やはりアプローチが基本だと…。この練習をきっかけにアプローチに自信が持てるようになり、チップインや狙ったところに打てたときの喜びはひとしおです!」

画像はInstagram(@yumi_pilates)より

距離を考えて打てるようになり、アプローチの幅も広がったYumiさん。Instagramでは、50ヤードのアプローチ練習も披露しつつ、「やっぱりアプローチ練習は大事」と語っていました。スコアも縮まり、ゴルフ歴3年目にしてすでに80台を出したというから、その成果は実証済み。ぜひ、みなさんもアプローチ練習を積極的に取り入れてみてください。

取材・文/Remiquest

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