12月も間もなく後半戦。「次のラウンドで打ち納め！」という方も多いはず。女性ゴルファーの皆さん、年始に立てたゴルフの目標は達成できましたか？
さて、100切りを目指す女性ゴルファーにとって、避けたいハザードのひとつであるバンカー。調子よく回っていたのに、アゴ高バンカーで焦って大叩き……というのは“あるある”エピソードです。ぶっつけ本番でのトライになりがちなバンカー脱出ですが、周りの上手なゴルファーはどこでどうやって練習したのか気になりませんか？
今回は、コンスタントに90台でプレーしているウマかわゴルフ女子の皆さんが、“いつどこでバンカー練習をしているのか”。そして、レッスンプロが推奨する“自宅や打ちっぱなし練習場でできる、効果的なバンカー練習方法”をまとめてご紹介します。
◆「バンカー、いつどこで練習する？」第1位は“コース併設の練習場”
●コース併設のバンカー練習場があれば気軽に練習できる
アンケートで最も多かった回答が「ラウンド前にコースのバンカー練習場で練習する」というものでした。確かに打ちっぱなしよりもコースの方がバンカー練習場を見かける確率は高いですよね。「バンカーショット上達を目指していたとき、あえてバンカー練習場のあるコースでラウンドしていた」というコメントもありました。
「ホームコースにバンカーの練習場があるので、どこにどんな球で出すかをイメージしながら練習しています」
「バンカー練習場があるなら、朝早く行ってひたすら練習します」
というストイックな意見が目立ちました。
中には、「空いているコースを選び、後ろの組がいない場合にあえてバンカーに入れ、脱出するのを練習にしています」という猛者も。
●バンカー練習施設のある打ちっぱなしで、時間を気にせず集中！
バンカー練習設備の整った打ちっぱなしが近所にある、という恵まれた方はそう多くありませんが、それでも多かったのがこちらの回答でした。ラウンド前の朝練と違ってスタート時間を気にせず集中することができ、自身のスイングを撮影したりレッスン記事や動画を見ながら色々と試せるのが魅力のようです。
「バンカー練習場のある打ちっぱなしに行き、ウッドやアイアンはそこそこにバンカーとアプローチばかり練習していました」
「レッスン動画などでは、バンカーのシチュエーションによって様々な方法が紹介されているので、練習場なら気兼ねなく試せます」
「ラウンド前は朝早いし、ラウンドが終われば疲れて早く帰ってしまうので、コースでの練習は無理……。車で行ける範囲の大きい練習場を探して、平日の夜に時間を取って練習していました」
・実は、打ちっぱなしのマットや自宅でも練習できるんです
「自宅で練習しています」という意見や「バンカー練習場がなくても、打ちっぱなしで効果的な練習方法があるよ」と教えてくれた方もたくさんいらっしゃいました。「プロが見事にバンカーを脱出している動画でイメトレしています。出るイメージが湧くので、意外に自信をもって打てるようになりますよ」という声も。
「バンカー練習用のマット（練習器具）を購入して、自宅で練習しています」
「人工芝やカーペットの上に布テープを貼って、わざとダフらせる練習をしています。スポンジボールがあれば自宅でも実践できるのでおすすめです」」
◆松下奈央プロがレッスン！ 自宅や打ちっぱなしでできる効果的な練習法
松下プロに、自宅や打ちっぱなしで簡単にできる効果的なバンカー練習方法を聞いてみました！
「バンカーショットの上達に効果的な練習方法を教えます！ まずはフェースを開いてオープンに構えましょう。フィニッシュまでベタ足のまま、カットに打って“ボールを飛ばさない”意識でスイングすればOK。室内練習でよく使われるウレタンボールがあれば、お部屋の中で同じようにスイングすることで自宅でも練習することができますよ」
