【ラフの基本のスイング】いつもよりPWを鋭角に入れることを意識する!【一発アウトを叶えるラフ攻略レッスン】

今年もラフに手こずる季節がやってきました!ポイントさえ押さえておけば、ラフだからといって、特別な打ち方をする必要はありません。ヘッドがラフの抵抗に負け、飛距離が落ちてしまうのが悩みの種。基本的にはいつも通りのスイングでOKですが、フォローを低く出すイメージで鋭角な軌道を意識しましょう。

井上莉花さん

どのラフでも共通!打つときに押さえておくべき必勝ポイント!【一発アウトを叶えるラフ攻略レッスン】

【1】体重配分は“少し”左足寄り

ヘッドがスムーズに抜けるよう、重心は“気持ち”左足寄りに。そのままバックスイングはいつも通りの高さまで捻り、切り返しからフォローにかけては、左腕を伸ばした状態をキープ。

【2】腹筋に力を入れて耐える!

ラフの圧に負けてゆるんでしまうのは絶対に避けたいので、インパクトでは腹筋をしっかり意識して。

左に壁があるイメージで! スウェィは厳禁。左に壁があるイメージで、下半身はどっしりと構え、頭も動かさないこと。

【3】絶対にすくおうとしないこと!

「出したい!」という意識が強いと、すくうような動きをしてしまいがち。ダウンスイングでは、手元があごの真下を通るようにタテに下ろすと自然と鋭角軌道に。

【4】フォローは低く出すイメージで

フォローでは手元を腰の高さで止めるくらいのイメージを持つと、ロフトがしっかりと立ち、力強く打ち込めるはず。鋭角軌道になれば、夏ラフの抵抗もなんのその!

◆教えてくれたのは…井上莉花さん

1993年生まれ、茨城県出身。身長163cm。父親の影響で10歳からゴルフを始める。USGTFのティーチング資格を持ち、Instagram(@1124rika)ほか、YouTubeチャンネル『井上莉花のStance tv.』ではレッスンだけでなく、積極的にゴルフの魅力を伝えている。

Regina2022年初夏号より転載 撮影/長谷川直紀(人物)、SHINTARO(静物) エディター/一寸木芳枝 撮影協力/スイング碑文谷

おすすめの関連記事