「もっと飛距離がほしい!」「18ホール終わっても疲れない体がほしい!」という女性ゴルファーの声にお応えし、本当に必要なエクササイズだけを厳選。
ラウンド頻度が減る冬の間にコツコツと筋肉貯金に励むべし。一見、シンプルで簡単そうに見えますが、地味にジワジワ効いてくるので、あなどるなかれ!
5回目はプラス10ヤードの飛距離を伸ばすための下半身編です。
◆下半身には飛距離を伸ばすためのエンジンとアクセルがあります!(菅原 賢さん)

JGTOの帯同トレーナーとして、多くのプロを担当。2007年には、日本初のゴルフ専門の会員制フィットネスクラブをオープン。「生涯ゴルフができる体づくり」をコンセプトに、ゴルファーをサポートしている
◆セルフエクササイズの王道、スクワットをマスターせよ!
「飛距離を伸ばすために特に重要なのはふたつ。エンジンとしての役目をはたす大臀筋と、アクセルの役目をはたすハムストリングです。ジムでいろんなマシンを使いながら、細かい部分も含めて鍛えるのもいいですが、実はスクワットさえ覚えておけば、自宅で道具要らずで鍛えることが可能です。ただし、大事なのは正しいやり方で行うこと。上半身は背筋をピンと伸ばし、お腹をギュッと締めておくこと。下半身の動きはガイド線を参考に、最初はできるところまででいいので、トライしてみてください」
→トレーニング前には基本のウォーミングアップをしよう!
【1】下半身を鍛える基本の「スクワット」

両手を胸の前でクロスさせる

股関節から折り曲げていく

前に出ないよう意識を
★スクワットは「腰が痛くてできない…」という人は寝た状態でヒップリフト

両ひざを立てる

お尻を上へと引き上げる
【2】前後の動きを加えた応用「スクワット」①

両手を胸の前でクロスさせる


【3】左右の動きを加えた応用「スクワット」②

両手を胸の前でクロスさせる

左足も同様に。 これを左右交互に繰り返す
レジーナ2019年冬号より一部抜粋
撮影/鈴木泰之、Getty Images モデル/松井 麗 ヘア&メイク/椎谷愛子