アイアンの番手ごとの飛距離、意識してる?得意or不得意クラブの練習法

地元・広島では行列のできるレッスンプロとして、アベレージゴルファーのカリスマ的存在である木原睦美プロ。その分かりやすいレッスンは、Reggina読者にも大人気です。今回、木原プロが教えてくれるのは、あなたのゴルフをワンランクアップさせる“数値”に基づいたレッスンです。

第3回は「番手間の距離」について説明します。

◆理想は10ヤード刻みにしておくこと

アベレージゴルファーの方から「何番アイアンで打っても飛距離があまり変わらないんですが、どうしたらいいですか?」という質問をよく受けます。

さすがに6番アイアンと9番アイアンの飛距離が変わらない人は、もう一度スイングをチェックしたほうがいいと思いますが、7番アイアンと8番アイアンでの飛距離の差が小さい人は珍しくありません。

原因は7番アイアンが苦手で、8番アイアンが得意なことにあります。その結果、本来なら140ヤード飛ぶ7番アイアンで130ヤードしか飛ばず、8番アイアンではきっちり130ヤード飛ばすことができるので、同じ飛距離になります。これでは、どちらか1本でいいことになってしまいます。

できれば、14本すべてのクラブを有効活用してほしいので、番手間の飛距離はぜひとも気にしてほしいところです。

ちなみに、私の場合、ドライバー、3番ウッド、5番ウッド、7番ウッドの番手間での差は20ヤードずつで、7番ウッド、24度のユーティリティアイアン、5番アイアン以下の番手間は10ヤードの差があります。まずは、皆さんもウッドは20ヤード、アイアンは10ヤード刻みで打てるようになることを目標にしてみましょう。

7Iと8Iが同じ距離なのはNG!画像①

あなたは7番アイアンと8番アイアンの飛距離に適度な差がありますか?

7Iと8Iが同じ距離なのはNG!画像②

番手間の距離を一定にすることで、初めて14本のクラブを有効に使い分けることができると考えましょう

◆得意クラブの練習に不得意クラブを挟みましょう!

それでは、どのような練習をすると番手間の距離を等間隔にできるのか説明しましょう。大切なのは、どのクラブでも自分のスイングをできるようにすることです。

例えば8番アイアンが得意で7番アイアンが不得意な場合、8番アイアンで10球連続ボールを打ちます。その次に7番アイアンで1球打ってみましょう。8番アイアンと同じスイング感覚でボールを打つことができれば、ナイスショットが出るはずです。仮にミスショットしたならば、7番アイアンということを意識しすぎだと考え、10球→1球の練習を続けます。

ナイスショットが出たら、今度は8番アイアンで5球打った後、7番アイアンで1球打ちます。これも7番アイアンでナイスショットが出るまで続けて下さい。成功したら3球→1球、2球→1球、1球→1球と8番アイアンの球数を減らしていきます。

この練習を続けることで、7番アイアンの苦手意識が消えていると思うかもしれませんが、実は他にもメリットがあります。

8番アイアン自体のミート率が上昇していることです。試しに、距離計の一番下にあるミート率を練習前と比べてみましょう。数字がアップしているはずです。このように、番手間の距離をそろえることで、ミート率が上がり、ゴルフ全体のレベルもアップするので、ぜひ試してみましょう。

まずは、距離計を使って全クラブの飛距離をもう一度調べ、どのクラブとどのクラブの差が大きい、あるいは小さいのかを確認します。その上で、先ほどのドリルを行うと効果的です。

7Iと8Iが同じ距離なのはNG!画像③

クラブを交互に打つ練習を続けることで、不得意クラブはもちろん、得意クラブのミート率も上がってきますよ

◆教えてくれたのは…

木原睦美/広島県を拠点に全国を飛び回る人気のティーチングプロ。生徒からは「むっちゃん」の愛称で親しまれ、毎週150人以上を指導。

YouTube「木原睦美のHappyゴルフ」で、独自のゴルフ理論を展開中。公式LINEアカウントも開設!

撮影/福田文平 取材・文/山西英希 撮影協力/アコーディア・ガーデン東京ベイ、ユピテル ゴルフスイングトレーナー(GST-7 BLE)