この時期は気をつけて!GW明けの残念ゴルフメイク3つ

気温が上がってくる5月のゴルフメイクでは、予想外の「残念」を招くケースもあるだけに、これまでとは違うところに気をつけておくほうが無難です。

梅雨に入る前のタイミングは湿度がぐんと上がりやすく、さらに気温も高い日となると、“うっかり”によるメイク崩れも起きやすいですよね。

時短美容家の並木まきが、GW明けの時期にありがちな残念メイクと、その対処法をお話します。

【残念1】予想外のカサつきによるベースメイクの乱れ

気温が上がってくる時期には、どうしても汗や皮脂によるメイク崩れに意識が向きがちに。「これだけ湿度も気温も高ければ、もう乾燥はしないだろう」と思いやすく、ベタつきを避けることばかりに気が向いてしまいやすい時期です。

けれど、季節が変わるタイミングでは肌が環境の変化に慣れていなかったりターンオーバーが乱れたりといった事情から、自分でも気づかないけれど意外と乾燥しやすい状態になっている場合もあるので要注意です。ゴルフの日に汗や皮脂によるベタつきを防ごうと保湿を控えめにした結果、かえって乾燥によるメイク崩れを招いてしまうこともあるのです。

油分の多いスキンケアだとベタベタしやすいのも確かなので、水分に重点を置いた保湿ケアで乾燥しにくい肌を心がけると、プレー中のベースメイク崩れを防ぎやすくなるでしょう◎

また、保湿をしていても使っているクレンジングが原因で乾燥しやすくなっている場合もあるので、保湿をしっかりしてもカサつきがあるように感じるときには、今使っているメイク落としや洗顔料を見直してみてください。

【残念2】下地・日焼け止めとの密着度が甘い

メイクを仕上げた直後には美しく整っていても、ゴルフのプレーが進むうちにベースメイクが崩れてくる場合には、下地や日焼け止めとファンデーションの相性が悪く、密着度が低いことが原因に考えられます。

特にこの時期は新しい日焼け止めを使い始める人が多いことから、デイリー使いには問題なくても、ゴルフなどのスポーツシーンでは期待していたよりも崩れを招いてしまうケースも多く、これが予想外の残念メイクの原因に。

日焼け止めとファンデーションの相性は、実際に使ってみなければわからないところも大きいので、ゴルフ場に行く日のメイクに使う前に、打ちっぱなしに行くときに試してみるのがおすすめです。

【残念3】パウダータイプのチークメイクがやけにドロドロ

パウダータイプのチークを使ったメイクだと、この時期は汗によって崩れやすいのは否めません。メイクをした直後〜しばらくはよくても、ゴルフ場でプレーを進めていくうちに予想外のドロドロ顔に!なんていうことも起きやすい季節です。

崩れにくさを重視するなら、クリームタイプのチークがおすすめ。それでも厚く塗ると崩れやすくなるので、軽く色を加える程度が安心です。特に、肌に塗ったあとはサラサラになるタイプを選ぶと、プレー中も快適に過ごしやすいでしょう。

また最近では、パウダータイプのチークでも落ちにくさを重視したものもあるので「クリームタイプよりも、私はやっぱりパウダー!派」というかたは、落ちにくさ重視でコスメを選ぶのも◎。ここ数年で増えてきたマスクプルーフタイプは、スポーツシーンでも落ちにくいものが多くなっています。

気候ががらりと変わる今のタイミングでは、使うコスメによってもゴルフメイクの仕上がりや持続力が変わってきます。季節の変わり目には、ウエアを衣替えするようにコスメもぜひ衣替えを。

朝のメイクがプレー中も崩れなければ、ゴルフに集中しやすくスコアアップにもひと役買ってくれるかもしれません◎

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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