猛暑のなかでのゴルフは、暑さのせいで普段よりもイライラしがちなのも否めません。熱中症対策にも気を配りながら、スコアアップも目指して体力勝負……というゴルフ女子も少なくないのではないでしょうか。
ところで、猛暑のゴルフで同伴者たちに「迷惑」と思われる振る舞いをしている女性ゴルファーもいる様子です。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ女子が迷惑に感じたという猛暑日のゴルファーにまつわる特徴を3つピックアップします。
【1】水浴びをして下着がくっきり…
「去年の夏にゴルフに行ったときに、本当に暑くて、ヘロヘロになりながらのプレーでした。
その日は男性2人・女性2人の4人で回ったのですが、あまりの暑さに一緒に行った女子がラウンドの最中に全身に水浴びをしてしまって……。
かなりの猛暑だったので水を浴びたいという気持ちは理解できるのですが、その日にその子が着ていたウエアが白っぽい色だったので、水浴びをしたら下着がくっきりと柄まで丸見えになってしまったんです!
本人もギョッとしていたようなのですが、困ったのは、一緒に回った男子たちが妙な気分になってしまったのか、その後のラウンドでは下ネタが連発になってしまったこと……。
一緒に回った男性たちとはほとんど面識がなかったし、その子の行動が男性たちを変に刺激してしまったのだろうなと思うので、ちょっと迷惑だなと思いました(苦笑)」(31歳女性/自由業)
【2】「暑い、暑い」と文句ばかり
「わがままな性格の女子と、一緒にゴルフに行ったときの話です。猛暑の日だったので、とにかく凄まじい暑さではあったのですが、その女子がやたらに『暑い、暑い』って文句ばかり言うので、だんだんとみんながイライラしてきてしまったんです。
暑いのは仕方ないし、暑いって言ったところで、涼しくなるわけでもないですよね。その子があまりにも『暑い!』ってうるさいので、ただ単にみんながイライラするだけで、そのうちに集中力まで削がれてしまい、散々なゴルフになりました。
真夏のゴルフは暑さ対策をしながら楽しまないといけないし、暑いのはみんな同じなんだから、ひとりだけ文句を言い続けるのはよくないんじゃないかなって思います」(35歳女性/マスコミ)
【3】帰りに浴衣を着たいから「着付けをしてほしい」と言われても…
「女子会ゴルフに行った帰りに、ひとりの女子がゴルフのあとに、夏祭りに出かけるからって浴衣を持参でゴルフ場に来たんです。
そこまではまぁ本人の自己責任だとしても、その子は自分で浴衣の着付けができないから、ゴルフの後に着付けてほしいと私に無理やりお願いをしてきて……。
こっちは猛暑のなかのゴルフで疲れているのに、なんで着付けをしてあげなくちゃいけないの!? って、イヤ〜な気持ちになりました。
せめて事前に聞いてくれれば、さすがに真夏のゴルフのあとは体が疲れているし、着付けをするのはしんどいからって断ったのに。そこまで親しくない人から、一方的に押し付けるような感じでお願いしてきたから、ないなーって思いました。
今って、着付けがいらないタイプの浴衣もあるから、どうしてもゴルフのあとに浴衣を着たいなら、自分で着られるものを持ってくるべきだったんじゃないかな…‥」(34歳女性/メーカー)
夏のゴルフは、暑さの影響で体力も気力も奪われがちです。周囲への気遣いに欠ける行動をするゴルファーがいると、いつもよりもイラッとしやすいシチュエーションでもあるかもしれません。
今年の夏も、猛暑日が多そうな気配ですよね。夏のゴルフでは、プレーの前後も含めて周囲への気配りも忘れずに、スマートなラウンドを心がけたいものです。
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。