葭葉ルミは花道からこう打つ!ボール位置だけで距離を打ち分ける!

女子プロがなぜスコアをまとめられるのかといえば、グリーン周りからのアプローチで確実にパーセーブしているからです!

そこで、花道、ラフ、バンカー越え、左足下がりといった状況でどう打てばいいのか、女子プロに聞いてみました。どうやら状況に応じた打ち方に徹することがアプローチを成功させる秘訣のようです!

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◆20ヤード以内ならサンドウェッジで

花道から15ヤード、10ヤード、5ヤードの距離を打ち分ける場合もサンドウェッジ1本でOKです。スタンスを狭めにして、15ヤードを打つときは右足親指の前、10ヤードではボール1個分、5ヤードではさらにボール半個分左に置きます。ボールの位置を変えるのは、フェースを開くためです。

短い距離を打つときボールにスピンをかけて止めたいのでフェースを開きます。それに合わせてスタンスをオープンにしますが、ボールが内側に入ってくるので、あえて左に移します。逆に、15ヤードのときは、ボールを真ん中よりも右に置いて、ロフトを立てた状態で打ちます。このときフェースは開かないので、ほぼスクエアスタンスです。

打ち方は5ヤードでも15ヤードでも基本的に同じです。スタンスの向きに沿ってクラブを上げて下ろすだけ。注意点はテークバックのときにフェースを下に向けないこと。アドレスでのフェースの向きをキープしたまま上げます。ダウンスイングでは頭とボールの距離を変えずにクラブを下ろしましょう

振り方はほぼ同じ。スタンスの向きに沿ってクラブを上げて下ろすだけ。注意点はテークバックのときにフェースを下に向けないこと

フェースを上に向けたままテークバックを行うのが正解。フェースを閉じて上げると、距離感や方向性がバラバラになるので気をつけよう

◆教えてくれたのは…

葭葉ルミプロ よしば・るみ/93年生まれ、東京都出身。16年ニッポンハムレディスクラシックでツアー初優勝。女子ツアーきっての飛ばし屋

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ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明

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