大西翔太プロが指南!ドライバーの飛びが変わる 26のコツ【アドレス編-2】

青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディ、大西葵プロの兄でもある大西 翔太プロが今日からできる、女性ならではの飛ばしのコツを教えてくれました! アドレス編1&2、スイング編、オンコース編、ドリル編と5回にわたってお届けします。2回目となる今回は、前回のアドレス編の続編。カッコよく構えて飛距離もアップするアドレスをマスターしましょう。

【アドレス編-2】
【スイング編】
【オンコース編】
【ドリル編】

正しいアドレス

正しいアドレス

【6】腹筋に力を入れる

息を止めると力が入ります

息を止めると力が入ります

女性に最も必要なのは、腕力ではなく腹筋。たとえ弱くても、腹筋を使う意識が最 大のポイントです。呼吸を止めると腹筋に 力が入ります。

【7】股関節から前傾する

腰ではなく股関節を折り曲げるように

腰ではなく股関節を折り曲げるように

飛ばせる美スイングを手に入れるには、前傾角度も大事です。肩を前に出すのでは なく、股関節から前傾する意識をもつと、 キレイな上半身がつくれます。

【8】グリップは小鳥を包むくらいやさしく

女子プロはみんなゆるく握っています

女子プロはみんなゆるく握っています

飛ばない女性のほとんどは、力強くグ リップしています。正解はその逆。小 鳥を包むくらいゆるゆるに握るほうが カラダが回転し、飛距離が出ます。

【9】背骨は真っすぐ

背骨の軸を意識しましょう

背骨の軸を意識しましょう

「スイングの軸は 背骨」が鉄則。軸 が曲がっている と、テークバック が十分にできず、 美スイングでき ないのはもちろ ん、ボールも飛 びません。

これはNG↓

〈左〉背中が丸まっている〈右〉腰が落ちている

〈左〉背中が丸まっている〈右〉腰が落ちている

【10】お尻をキュッと引き締める

腹筋による下半身の力感をさらに強化するに は、お尻をキュッと引き締めるのがコツ。見た目にもカッコいいアドレスになります。

これはNG↓

お尻がダラーンと落ちている

お尻がダラーンと落ちている

【11】足の裏で大地をつかむ

足の裏で大地をつかむ感覚をもつと、スイングの土台となる足元がしっかりします。

指導/大西翔太プロ
1992年生まれ千葉県出身。ティーチング プロ。青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディ としてツアーに帯同。氏の指導で30ヤード の飛距離アップに成功し、2017年、青木 プロは初優勝。女性やジュニアなど、幅広 い層のアマチュアにもレッスンを行う。

撮影/福田文平 取材/たかはしよし子 撮影協力/船橋カントリー倶楽部
Regina春号P128~129より抜粋