【絶好調プロのワンポイントアドバイス】 高橋彩華・渡邉彩香 2人の女子プロがわかったこととは?

ここ最近、試合でよい成績を残している好調のプロたちに、試合中にひらめいたこと、試して成功したことなどを聞いてみました! 今回は、「日本女子プロゴルフ選手権」で好調だった高橋彩華プロと渡邉彩香プロがそれぞれ答えてくれました。

【高橋彩華】インサイドにクラブを上げたら弾道が安定するように

「日本女子プロゴルフ選手権」では初日「67」をマーク、日本人トップの2位タイ発進した高橋プロ

「日本女子プロゴルフ選手権」では初日「67」をマーク、日本人トップの2位タイ発進した高橋プロ

「バックスイングで両手を体から遠いところに上げるクセがあるため、スイング軌道がアウトサイドインになっていたんです。そのため、ボールにスライス回転がかかり、球筋が安定しませんでした。そこに気がつき、テークバックで最初の50センチぐらいをインサイドに引くように心がけたら、カットに打つことがなくなり、ボールの高さや距離感が安定するようになりました。」

【渡邉彩香】球筋をフェードボールにするため体のラインをすべてチェック

「日本女子プロゴルフ選手権」で初日4アンダーで4位タイ発進した渡邉プロ

「日本女子プロゴルフ選手権」で初日4アンダーで4位タイ発進した渡邉プロ

「フェーダーなのに、ドローボールがたまに出ていたんです。フェアウェーにボールを置きたいあまり、インパクトで合わせる動きになっていたことと、体のラインがいつの間にかずれていたことが原因です。体のラインをすべてチェックし直し、肩、腰、ヒザ、スタンスラインをすべて目標の左に向け、フィニッシュまで振り抜く。これでフェードボールしか出なくなりました。」

記事・写真提供:週刊パーゴルフ