ウェアに合わせて顔まわりも着替える!専門店に聞いた「私に似合う」サングラスの選び方

ゴルフウェアは毎シーズン新作をチェクしてトータルコーディネートを楽しんでいるのに、サングラスだけはずっと同じ「黒のスポーツタイプ」で固定されていませんか? もちろん実用性が第一なのは間違いありませんが、ファッションにおいてはアイウェアもコーディネートの一部。ゴルフコーデの幅を広げる「攻めの1本」と出会うために、アイウェア専門店のプロスタッフにサングラス選びのコツを教えてもらいました。

アイウェア専門店「PROPS」(東京・中目黒)のプロスタッフに教えてもらいました

今回伺ったのは、東京・中目黒にあるアイウェア専門店「PROPS」。お客様一人ひとりとじっくり話しながら、その人のイメージに合ったアイウェア選びをサポートしてくれる、代表の今井(写真右)さんに話を聞きました。

“似合うフレームは顔の形で決まる”は勘違い!「なりたいイメージ」から選んで

アイウェアを選ぶときによく聞くのが「顔の輪郭が強調されないよう、対照的な形のフレームが似合いやすい」というもの。

しかし、プロの視点では形による「合う・合わない」はほとんどないのだとか。

「顔なじみが良く見える・悪く見えるはあるかもしれませんが、決して『自分には似合わない形がある』ということではありません。顔になじむかどうかは形状ではなく、どちらかというとフレームの太さに注目したほうがいいです」(今井さん)

同じフレーム形状でも、太さが違うとかけたときの存在感が違います。太いとアクセントとしては使いやすいけれど、顔の上で主張するので人によっては“強すぎる”と感じてしまうことも

フレームの形状はあくまで「雰囲気」を形づくるもの。ウェアも含めて「トータルコーデとしてどんな雰囲気にしたいか」を決めてからどういう形状を選ぶか考えるのが、理想の一本と出会う近道です。

  • 丸みのあるフレーム(ラウンド型・ボストン型など)
    優しく柔らかい印象に。王道のトラッドスタイルや、パンツコーデをフェミニンに着こなしたい時におすすめ。
  • 角ばったフレーム(スクエア型・ウェリントン型など)
    直線的なラインでキリッと知的な雰囲気を演出。クール・ハンサムな印象に仕上げたい日はこちら。

レンズの色でも印象はガラリと変わります

フレームと同じぐらい大切なのがレンズの選び方。まず見るべきは色の「濃さ」です。濃いほうが遮光性は当然高くなりますが、かけたときのの存在感も増すため、思ったより強い印象に見えてしまう可能性が。コーデへのなじみ方やファッション性を考えると、表情がふんわり透けるぐらいのシアーなレンズのほうが簡単。

同じブルー系のレンズですが、上は濃いめで下は薄め

次に注目したいのがレンズの「色味」。ウェアと同じく、レンズのカラーにもトレンドがあるそうで、今のトレンドは「グレー」と「ブラウン」。

上がグレー、下がブラウン

グレーは景色が自然な色で見え、ブラウンは肌なじみが良いのが魅力。どちらも同系色のフレームカラーを選ぶとさらになじみよくなります。

今のトレンドは「横長&細め」フレーム

スタッフ今井さんに聞いた、お店にある中で“いま一番推したい”一本がこちら

海外のファッションスナップ等でここ最近人気が高まっているのが、横長で細めのフレームのもの。日本でもファッション感度の高い20代を中心に、じわじわと注目度が高まってきています。

「間違いなくトレンドを押さえたアイテムではありますが、やっぱり個性的な形ではあるので、ウェアとの合わせ方やコーデ全体の統一感を考えると少しテクニックが必要かもしれません。安定感を求めるなら、ウェリントン型やボストン型などやや丸みのあるシルエットが定番人気ですね」(今井さん)

ボストン系でも、このようにブリッジ部分にデザインが効いたものを選ぶとまわりと差がつけられそう。上部に装着されているのは「汗止め」と呼ばれるパーツ。狙撃手やパイロットなど、精密な視界が求められる職業の人が使っていたことが起源という一説もあるそう

◆肝心なプレー中の快適性を求めるならここをチェック!

ファッション性はもちろん重要ですが、「ゴルフ用」ということを考えると当然ながら長時間かえていても疲れないことが絶対条件。「耳の上が痛くなる」「汗をかくと鼻からズレる」といった小さなストレスは、プレーの集中力を削いでしまうだけでなく、メイク崩れの原因にもなります。

テンプル(つる)の滑りにくさ・しなり

スポーツサングラスの雄「アイヴォル」の一本。テンプル内側が滑りにくいラバー素材になっています

まず確認したいのがテンプル(つる)部分。プレー中に汗をかいた時に、一般的な金属やプラスチック素材のものだとどうしても滑りやすくなってしまいます。摩擦に強いラバー系や、しなりやすい素材のサングラスを選ぶことで、頭を動かしてもフィットしやすく、プレー中も、帽子のツバに乗せたときもズレが気になりにくくなります。

ノーズパッドの高さ

海外製のサングラスだと、鼻の高い欧米人の骨格に合わせてノーズパットが低く作られているものも。日本人の骨格だと目に近くなりすぎてまつ毛が当たってしまう場合があります。着用時に気になるだけでなく、まつ毛が当たったところからレンズのコーティングが劣化することもあるそう。

写真は日本のアイウェアブランド「ボストンクラブ」のコーナー。同じく日本発の「アイヴァン」も人気が高いそう

日本発のブランドだと日本人の骨格に合うようノーズパッドが高めに設計されている場合が多いので、購入時はやはり実際にかけてみて高さが合うかをしっかり確認したほうがよさそうです。

「なりたい自分」をイメージして、目元からゴルフファッションを楽しもう

つい「これは似合わないかもな…」と自分の先入観で似たようなデザインのものを選んでしまいがちなサングラス。しかし、プロの目線だと「似合わないのではなく、自分のイメージと少しずれているだけ」とのこと。

「アイウェアは、お店に並んでいる状態はまだ半分未完成なんです。欲しい一本を見つけたら、最後に顔に合わせてフィッティングして初めて“完成品”になります。なので、どういうものを買うか迷っている方ほどぜひショップで買い物をしてみてください。なりたい雰囲気や合わせたいウェアを教えてもらいながら、スタッフが気に入るサングラス選びをお手伝いしますよ!」(今井さん)

キャッチーな派手サングラスの顔まわりコーデを見たい人はこちらの記事もチェック!

PROPS(公式Instagramはこちら

基本情報
東京都目黒区青葉台1-13-11 ライラックハウス2F TEL:03-6416-5573
営業時間:12:00〜19:00

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