ヤマハ インプレス UD+2 レディスとゼクシオ テン レディス、人気2大クラブ3番勝負!

レディスクラブで不動の人気を誇る「ゼクシオ」シリーズと、女子にも“飛び系クラブ”という概念を持ち込んだ「インプレス UD+2」シリーズ。女性ゴルファーから熱く支持される2大人気クラブを3番勝負で比べてみたら…?

対決1「構えたときの安心感」なら、どっち?

なかなか人気ドライバー2本をじっくり比べる機会なんてありませんよね。でも今回、「ヤマハ インプレス UD+2 レディス」(左)と「ゼクシオ テン レディス」(右)を並べてみると…。

一目瞭然、「ヤマハ インプレス UD+2」のほうが大きい! それもそのはず、両者のヘッド体積は25㎤の差があるんです。これだけ差があると、パッと見たときの安心感はやはり“大は小を兼ねる”と言いますか…。大きいほうが構えやすい気がしてきます。

ちなみにシャフトのラインナップは、「ゼクシオテン」のほうがR、A、Lの3種類と豊富。初心者から上級者まで、自分のレベルに合わせてチョイスできるという意味では、「ゼクシオテン」に軍配かも? ただし、シャフトのデザインはどちらも個性がハッキリ出ていて、甲乙つけがたいといったところでしょうか。クールな辛口派なら「ヤマハ インプレス UD+2 」、華やかな甘口派なら「ゼクシオテン」という印象。

対決2「飛距離とフェアウェイキープ率」なら、どっち?

女性専用設計でミスをカバーしてくれるという点にこだわって開発されたというのは、どちらも同じ。また、心地よく振り抜ける“振りやすさ”もほぼ互角。

では、最も肝心の飛距離はというと…。個人的な感想ですが、「ヤマハ インプレス UD+2」のほうが飛ぶ、という印象。今までのレディースドライバー(純正)の中では、過去最強という手応えを感じました! コンセプトどおり、“プラス2番手のぶっ飛び”も嘘じゃないです。

でもその一方で、フェアウェイキープ率は「ゼクシオテン」が優勢。きちんと優等生的にフェアウェイの中に収まってくれる点は、「ゼクシオテン」の最大の武器と言えるかもしれません。飛距離かフェアウェイキープ率か。悩んだときは、どちらか一方を取るというのではなく、今抱えている自分の悩みを解決してくれるほうを優先的に選ぶのがいいかもしれませんね。

対決3「打感、打球音」なら、どっち?

「ゼクシオ」といえば、その唯一無二の軽やかな打球音にファンが多いことは有名。一度気に入ってしまうと、買い替えるときも“ゼクシオ一択”で浮気をしないユーザーが多いほど。一方の「ヤマハ インプレス UD+2」の打球音ですが、これも相当いいセンいってるんです。

元来、楽器メーカーである(!)その強みを活かして、楽器音響に携わる研究開発部門と共同開発。インパクト時に起こる内部共鳴が打音の心地よさを大きく左右することから、徹底的に研究したとか。絶対的な歌姫と新進気鋭のアーティスト、両者の打音のイメージはまさにこんな感じ。ぜひ、実際に打ってその違いを確かめてみてください。

リアルに愛用している女性ゴルファーからのラブコール

ヤマハ インプレス UD+2 LADIES ロフト角:12度、13度 ヘッド体積:460㎤ シャフト硬さ:A、L 価格:80,000円(税抜)

「飛ばない、飛ばないとずっと悩んでいたのが、このクラブに出会って一気に解消! 力強い飛びに、いまでも打つ度に高揚します!」(メーカー勤務・34歳)

「ヘッドが大きくて構えやすく、安心感が絶大。アドレスがスッと決まるので、ティーグラウンドで悩むことがなくなりました」(秘書・38歳)

「カッコイイ“ハンサム”なルックスにひと目ぼれ。あえてアスリートっぽいデザインがすごく気に入ってます」(自営業・40歳)

ゼクシオ テン レディース ロフト角:11.5度、12.5度、13.5度 ヘッド体積: 435㎤ シャフト硬さ:R、A、L 価格:80,000円(税抜)

「一度手にしたら、絶対に浮気できないほど、私のゴルフを変えてくれた恩人。音も打感もとにかく全部好き。一生ついていきます!」(会社員・38歳)

「ドライバーって、こんなにラクに飛ばせるんだと初めて教えてくれました。飛距離もアップして、スコアにも貢献してくれています」(主婦・35歳)

「ゴルフ女子の間でも一目置かれる圧倒的存在感にずっと憧れていて。初めてドライバーを振った日は、そのビッグドライブに自分がいちばん驚きました」(営業・33歳)

取材・文/一寸木芳枝