乾燥肌が止まらない…!保湿ケアを強化する時短術は?

秋が深まってきて、急激に「乾燥肌」を痛感する女性ゴルファーも少なくないのではないでしょうか。普段は気にならなくても、打ちっぱなしやゴルフ場に行ったあとにはカサつきやごわつきを感じやすくなる……も、この時期によくあるお話です。

時短美容家の並木まきが、セルフで保湿ケアを強化する時短術をお話します。

●お手入れしてもベタベタ感だけで肝心の「うるおい」を感じないのはなぜ?

「乾燥には保湿ケア」とわかっていても、化粧水、美容液、乳液、クリーム……とお手入れをしているのに、ベタつきだけが強まって、肝心の「乾燥」についてはあまり改善されていないような気がする!なんてことはありませんか?

ベタベタとした感覚が強くて、うるおい感は期待したほどに感じられない理由は、保湿ケアがじゅうぶんにいきわたらないまま、乳液やクリームの油分で蓋をしてしまっていることにあるのかも。

ベタつくのにカサつく肌は、快適とは言い難いですから「油分」に頼る前に、まずはうるおいケアを強化していきましょう。

●時短美容家が厳選!保湿ケアを強化する簡単プラス術

簡単にできて、お手入れ後のうるおい感を満たしやすくなる方法を2つお話しますので、気になったほうのお手入れから、ぜひお試しを。それぞれのおすすめコスメも、一緒にご紹介します。

【1】洗顔後、化粧水の前に「ブースターコスメ」を使う

洗顔後、すぐに化粧水を塗るよりも「ブースターコスメ」と呼ばれる「導入美容液」や「導入化粧水」を使ったほうが、保湿感を感じやすいケアに。テクスチャーはさまざまで、さっぱりとした化粧水タイプからとろみのある美容液タイプ、さらにはオイル形状のものまでありますから、肌状態と好みで選ぶのがおすすめです。

「ブースターコスメ」は肌をやわらかくして化粧水の浸透を上げるようつくられているので、化粧水や美容液が角質層まで届きやすくなるのがメリット。どんなテクスチャーのものを選んだとしても「ブースター」の名前のとおり、洗顔後すぐに使うことで、次に使う化粧水を浸透しやすくする効果が期待できます。

時短美容家のおすすめコスメは?

タカミスキンピール 30ml ¥5,500

私がもう何年も使っている「タカミスキンピール」は、洗顔後すぐ化粧水前に使う角質美容水です。

サラサラのテクスチャーで、刺激はまったく感じません。肌が敏感になっているときでも安心して使えていて、使わない日が数日続いただけで肌が不安な雰囲気になることから、寒空でゴルフをしても乾燥知らずの肌になっているのは、きっとこちらでの継続的なお手入れのおかげでもあるのかなと感じています。

【2】シートマスクで保湿する前に「ブースターコスメ」を使う

シートマスクは、保湿を強化したいときの強〜い味方。シートマスクを使う前にブースターコスメを使っておくと、肌がやわらかくなりシートマスクによる保湿ケアの満足度が上がります。

同じ時間だけシートマスクを使うなら、ブースターコスメで効率を上げておくほうが、うるおい感のあるお手入れに◎。

時短美容家のおすすめコスメは?

HiCA レチセラム HPR0.1% 30ml ¥3,500

人気の「レチノール」のなかでも注目度が高い「レチノイン酸ヒドロキシピナコロン(以下HPRと表記)」を採用した美容液。化粧水前に使う「先行レチノール」として提案しているコスメで、洗顔後すぐに使うのが特長です。

こちらをシートマスクの前に使うと、うるおい感が上がる!と広報のかたから聞いて試してみたところ、ふかふかもっちり系の肌を実感。それ以来、シートマスクで保湿を強化したいときには、必ずセットで使うようになりました。

肌がカサつくときに保湿を強化しよう!と思っても、化粧水の量を増やすだけでは満足できる肌にはならない場合も少なくないですよね。

時短でできるプラス術をうまく使いながら、今の季節もうるうる肌を目指していきましょう!

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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