4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう!

地元・広島では行列のできるレッスンプロとして、アマチュアゴルファーのカリスマ的存在である木原睦美プロ。その分かりやすいレッスンは、Regina読者にも大人気です。

今回はお尻の筋肉を鍛えて美尻にするトレーニング方法を紹介します!

木原睦美プロ

◆横向きで寝てお腹と足を開いて閉じる運動

前回、お尻の筋肉がどれだけあるのかチェックしてもらいましたが、今回はお尻の筋肉を鍛えるトレーニング方法について説明します。

その前に、皆さんはお尻の筋肉がいくつあるかご存知ですか? 2つ? 3つ? あるいは4つ? 実は9つあるんです。分類すると、大でん筋、中でん筋、小でん筋、深層外旋六筋(梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋)です。諸説ありますが、筋肉の数が九つなので、お尻という感じには九が入っているという説もあるぐらいなんですよ。

本題に戻りましょう(笑)。それでは一つ目のトレーニング方法です。まず床の上に横になります。今回は体の左サイドを床に着け、右サイドを上に向けます。肩と骨盤が一直線になるのを確認したら、ヒザを曲げましょう。お腹と太モモを90度にするのがポイントです。さらに、左右の骨盤を結んだラインが垂直になるようにします。

体勢が整ったら、右足を上に上げます。大きく上げると足の外側にある筋肉を使おうとするので、お尻の筋肉だけを使って小さく上げましょう。左右30回ずつ行いますが、終わったときにお尻の筋肉に疲れを感じていればOKです。

このトレーニングが終わったら、同じ体勢からお腹と太モモの角度を45度に変えて行ないましょう。やはり左右30回ずつ行って下さい。

4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう! 画像①

左サイドを床に着けた状態から、お尻の筋肉を使って右足を小さく上げます。これを左右30回ずつ行いましょう

4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう! 画像②

最初にお腹と太モモの角度を90度にして行い、次にお腹と太モモの角度を45度にして行います

◆小刻みに足を上下動させるほうがお尻に効果アリ!

次に、体の左サイドを床に着け、右サイドを上に向けた状態から足を真っすぐ伸ばします。両足を重ねるようにそろえたら、右足を少し内側に捻りつつ、右足カカトを天井に向けて上げましょう。約45度の角度まで上げるイメージです。これも左右それぞれ30回ずつ行います。

最後のトレーニングはうつ伏せの体勢になりましょう。そのまま片足ずつ、30回カカトを真上に上げます。一度上げたらツマ先が地面に着かないように空中で上下に動かす動作を繰り返しすのがコツです。大きく動かすよりも小刻みに上下動させたほうが、お尻の筋肉強化に効果がありますよ。ヒザを曲げずに、伸ばした状態で行いましょう。

以上、4つのトレーニング法を紹介しましたが、一度に鍛えようとは思わず、継続的に行うことが大切です。すぐには効果が表れなくても、続けていれば必ずスイングや打球に変化が出てくると信じて下さい。お尻の筋肉が強化されれば、それだけスイングに安定感が生まれます。飛距離アップや方向性アップにもつながるので、暇を見つけてはトレーニングすることをお勧めします。

4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう! 画像③

体の左サイドを床に着け、両足を真っすぐ伸ばします。このとき両足を重ねておきましょう

4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう! 画像④

右足を斜め45度ぐらいまで上げます。少し内側に捻りつつ、カカトを天井に向けて上げるイメージです

4種類のトレーニングで強くてきれいなお尻をつくりましょう! 画像⑤

うつ伏せになった状態から片足ずつカカトを真上に向かって上げます。大きく上げるよりも小刻みに上下動させましょう

◆教えてくれたのは…

木原睦美/広島県を拠点に全国を飛び回る人気のティーチングプロ。生徒からは「むっちゃん」の愛称で親しまれ、多くのゴルファーをオンライン・オフラインで指導している。

YouTube「木原睦美のHappyゴルフ」で、独自のゴルフ理論を展開中。公式LINEアカウントも開設!

撮影/福田文平 取材・文/山西英希 撮影協力/アコーディア・ガーデン東京ベイ、ユピテル ゴルフスイングトレーナー(GST-7 BLE)

おすすめの関連記事