MIRAI QUEENSで反響拡大!日本製月経カップ「feminak」と新インティメートケアが、ゴルフ女子のラウンドをどう変える?

肌寒さが残りつつも、春の訪れを感じる3月11日。

初開催の昨年に続き、「ゴムノイナキカップ 第2回愛知レディースオープンゴルフトーナメント MIRAI QUEENS」が開催されました。戦いの場は去年と同様、今年も愛知県豊田市の「東名古屋カントリークラブ」。1,000人以上のギャラリーが来場し、大変な盛り上がりを見せました。

〈左から〉朝倉美奈さん、近藤絵美さん

昨年の大会開催時、選手たちへのサンプリングとして展開された月経カップ『feminak(フェミナック)』シリーズ。実際に手に取った選手たちからも反響があり、“ゴルフという長時間のアクティビティとの相性の良さ”を実感するきっかけにもなったといいます。

そうした背景を受けて、この春、新たにデリケートゾーンケアに特化したインティメートケアラインがスタート。今回はその開発を手がけた「ゴムノイナキ」商品企画室の近藤絵美さんと朝倉美奈さんに、改めてブランドの考え方や新ラインに込めた意図についてお話を伺いました。

1919年の創業以来、自動車部品などの工業用ゴム・プラスチック製品を通じて日本のモノづくりを支えてきたゴムノイナキ。創業100周年を機に、次なる100年の「社会貢献」として選んだのは、女性の社会進出をサポートするフェムテック事業でした。

「最大12時間着用可能で、漏れにくい」がゴルフ女子にもたらす圧倒的な安心感


左から時計回り repie、calmie(S、M、L)、laplie、esprie、plaisie(L、M)

昨年のMIRAI QUEENS開催を機に、月経カップは会場での反響にとどまらず、一般のお客様からの問い合わせも目に見えて増えているといいます。
「とくに、ブランドの顔である月経カップ『plaisie(プレジエ)』への関心が高く、トーナメント開催後は売り上げも伸びたんです」と近藤さん。その反響の大きさがうかがえます。

ラウンドだけでも約5時間、屋外で長時間を過ごすゴルファーにとって、“12時間漏れない、交換しなくていい”という点は大きなメリット。ラウンド中の「あ、漏れてしまうかも!」という不安もなくなります。プレー中の不快感から解放されることで、生理中はアクティブな行動を控えていた女性の背中を押してくれる存在にもなっています。日常使いはもちろん、サウナやプールといったシーンでも活用できる点も支持されている理由のひとつです。

一方で、月経カップの存在は知っていても手に取るまでには至っていないという声も少なくありません。女性の本音を知るべく行われた顧客満足度調査では「入れるのが怖い」「取り出せなくなりそう」といった不安が多く挙がったそう。これに対し近藤さんは、「挿入は慣れてコツをつかめば難しくないんです。装着後はカップの縁がしっかり開いていることが重要なので、指で一周なぞって確認してみてください」とアドバイスをくれました。

『feminak』月経カップの詳細はこちらの記事もcheck

100年企業が挑んだ、女性のためのプロダクト開発

では、「ゴムノイナキ」はなぜ月経カップに着目したのでしょうか。

創業100周年を迎えた同社は、それまでBtoB事業を中心としてきたことを背景に、新たな取り組みについて社内で検討を重ねていました。そうした中、女性社員の多い部署から挙がったアイデアのひとつが月経カップだったといいます。

「当時は日本製の月経カップがほとんどなく、輸入品が中心で、国内での認知もまだ高くありませんでした。それでも、利益追求というよりも、100年お世話になった社会への貢献、恩返しという思いからブランドを立ち上げることになりました」と近藤さん。

開発にあたっては、社内の3Dプリンターを活用し、30種類以上の試作を重ねたといいます。日本人の体格や心理面に寄り添い、丸みを帯びた安心感のあるシルエットと、取り出す際の目印となるリング状のステムにこだわって開発。

さらに、自動車部品の設計で培ったCAD技術や、医療用カテーテルと同等の高グレードのシリコン素材といった同社の技術力が、『feminak(フェミナック)』 ブランドの精度と品質を支えています。

会場で展示された『feminak』シリーズ

『feminak(フェミナック)』の月経カップは、5モデル・全8種類という豊富なサイズ展開も大きな特長のひとつ。これまで輸入品を使っていて「少し入れづらいかも、大きいかも」と感じていた方にこそ、一度試してみてほしい設計です。

また、使い捨ての滅菌タイプは煮沸消毒の手間が不要で、開封後すぐに使用できる手軽さも魅力。旅行や防災用として備えておくアイテムとしても支持を集めていると言います。

そして、なんと言っても“さすが日本製!”と拍手をしたくなったのは、洗浄後に吊るして保管できる専用ケースが付属している点。清潔に保ちたいアイテムだからこそ、置き場所に悩むことなく管理できるこの設計は、日本製ならではの細やかな配慮といえそうです。

ゴルフウェア選びや着こなしを邪魔しないスマートさにも注目

ゴルフ女子への朗報がもう一つ。

月経カップを使用することで、インナーのラインがパンツに響かず、ウェア本来のシルエットを損なわない点も見逃せません。

筆者自身もサニタリーショーツを愛用していますが、通常のアンダーウェアに比べて厚みがあるため、ラウンド時はナプキンにするか悩むことも。その点、月経カップならラインを気にする必要がなく、タイトなウェアや淡い色のパンツも安心して着用できます。

お気に入りのウェアをきれいに着こなせることも、ラウンドの楽しみのひとつ。そうした意味でも、女性ゴルファーにとってはうれしい選択肢といえそうです。

ゴルファーに月経カップをおすすめしたいポイントは、他にも多数!

生理中の悩みといえば、女性なら誰もが感じたことのあるムレやニオイ。月経カップなら膣内で経血を受け止めるため、ムレにくく、ニオイも気になりにくいのが特徴です。

さらに、スポーツ中の擦れによる肌荒れや、立ち上がった瞬間の“あの不快感”から解放されると思うと、使わない手はないと感じてしまうほど。

そして、サウナや水泳で使われるタンポンのように紐が外に出ることもなく、水を吸うこともないため、周囲に気付かれる心配が少なく、衛生的に使える点も魅力です。

「洗う」の先へ。『feminak』インティメートケアで、未来の肌を守る

〈右側の写真、左から〉インティメート ホイップウォッシュ130g ¥2,600 インティメート ホワイトクリーム 100g¥2,400 インティメート エイジングオイル 50ml¥2,600 インティメート トリートメントミルク 80g¥2,200 インティメート リペアウォッシュ 150g¥2,300(すべて税抜き価格)

今回、月経カップと並んで注目されたのが、デリケートゾーン専用の洗浄料と保湿ケアラインを揃えた『feminak(フェミナック)』インティメートケアライン。デリケートゾーンのケアをより身近なものとして習慣化してほしいという思いから誕生した、新たなラインです。

「乾燥は炎症やかゆみ、ニオイ、さらにはカンジダの原因にもなります。だからこそ、トラブルが起きてからではなく、10代のうちから日常的にケアすることが大切だと考えています」と近藤さん。そうした考えのもとで開発されたのが、このインティメートケアラインなのだそう。

こだわったのは、毎日無理なく続けられる使用感。ベタつきにくいテクスチャーで、デリケートゾーンに塗布したあとすぐにショーツを履いても不快感が出にくいよう設計されています。さらっとした使い心地を保ちながらも、セラミドをはじめとする美容成分を配合し、肌のうるおいを支える保水力を根本からサポートしてくれます。

また、価格設定にも工夫がありました。「使い続けてほしい」という思いから、ミドルゾーンの中でも手に取りやすい価格を実現。インティメートケアを特別なものではなく、毎日の習慣として取り入れてほしいというブランドの姿勢がうかがえます。

2026年度の優勝者は、高校生のアマチュアゴルファー、平山心暖選手。バースデー優勝を果たしました。

今年も100名を超える女子プロゴルファーが参加

女性スタッフの多い開発課を中心に「社会進出を支える製品を」という想いで生まれた、デリケートゾーンに着目したこのプロジェクト。

100年の歴史に裏打ちされた確かな技術力と、女性の悩みに真摯に向き合う姿勢に、改めて心を動かされました。ゴムノイナキが提案しているのは、単なる製品ではなく、「生理の日でも自分らしくいられる」という選択肢そのもの。

本記事をきっかけに初めて月経カップを使用した筆者も、その快適さと清潔に過ごせる安心感に驚かされました。ゴルフを思いきり楽しみたいRegina読者のみなさんにも、ぜひ一度体験してみてほしいと感じています。

撮影/村上悦子 取材・文/内田芙美