【木原睦美プロが教える】曲がりを恐れてゆっくり振るのは大間違い!腕を素早く振る準備が曲げない肝

ボールを曲げたくないからと言って、スイングスピードを緩めたことはありませんか? 実は、スイングスピードを上げた方が曲がりは抑えられるんです。ただし、いきなりスイングスピードを上げようと思っても体の準備ができていなければノーチャンス。今回は曲げないためにこれだけはやってほしいドリルを木原睦美プロが紹介します!

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【木原プロのアンサー】クラブをゆっくり振るとスイングプレーンから外れるからです

仮に10センチ幅の直線が地面に引いてあったとします。そこからはみ出ないように自転車を運転するように言われたら、皆さんはどのようにこぎますか? 慎重にハンドルを操作しようとしてゆっくりとペダルをこいだ場合、ハンドルがぐらぐらして、真っ直ぐ進めないでしょう。反対にある程度のスピードを出してこいだ方が、ハンドルが安定して線からはみ出さずに進めると思います。

ゴルフスイングも同じなんです。ていねいにゆっくりと振ったほうがスイングプレーンからクラブが外れます。反対にアドレスしたらイチ、ニッ、サーンと勢いよく振ったほうが、スイングプレーン上をクラブが動きます。まずは、クラブをゆっくり振るという意識を頭の中から取り除きましょう。

また、曲げたくないためにクラブをゆっくり振ると、体を使わずに手打ちになりがちです。スピードを上げると手打ちも防げるので、結果的にミート率が高まり、ボールを真っすぐ飛ばすだけでなく、飛距離アップにもつながります。

クラブを素早く振ったほうが曲がりは抑えられます

クラブをゆっくり振ると曲がりやすくなります

【解決法は?】腕を前後左右に振るエクササイズが有効

それではスイングスピードを上げるためのドリルを紹介しましょう。といっても、ボールを打ったり、クラブを振るわけではありません。単純に腕を動かすだけなので、家の中でもどこでもできるドリルです。

まず、直立した姿勢から軽くヒザを曲げ、前屈みになります。左手を右肩に当て、右腕を前後に振ります。できるだけ右腕が水平になるぐらいまで動かしましょう。右腕を動かすことで、左手が触っているところにくぼみができるのを感じることが大切です。上体を揺らさず、肩関節を動かすイメージを持ちながら20回行います。左腕でも同じように20回行いましょう。

次に、同じ前傾姿勢から、両腕を左右に振ります。右に振ったら右手が、左に振ったら左手が頭よりも高い位置にくるようにします。これも20回行います。

この二つのドリルをできるだけ毎日行うことで、肩関節がしっかりと稼働するようになり、側筋も鍛えられるので、腕を振るスピードが速くなり、同時にスイングスピードも自然とアップします。

左手を右肩のくぼみに当て、右腕を前後に大きく振ります。左腕でも行い、それぞれ20回ずつ行いましょう

両腕を左右に20回振りましょう。側筋が鍛えられるので、スイングスピードのアップに効果があります

◆教えてくれたのは…木原睦美プロ

木原睦美プロ…Reginaでのわかりやすいレッスンが大好評! “広島で一番予約が取れない”と話題の、USLPGAティーチングプロ。「mutsumischool」にて、技術・マナー・メンタルに至るまでのトータルゴルフレッスンを実施。2022年11月からは全国を回ってのレッスンをスタート。生徒一人ひとりのゴルフ人生を豊かにするための指導を行っている。YouTube「木原睦美のHappyゴルフ」でも、独自のゴルフ理論を展開中。

撮影/山代厚男 取材・文/山西英希 撮影強力/ドライビングレンジ東新宿

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