自宅でコツコツ始めよう!ストレッチ&筋トレで飛ぶ体づくり! 森田理香子ドライバーレッスン

ドライバーをもっと気持ちよく、もっと飛ばすために。今すぐ真似できるコツを、森田理香子プロに教えてもらいます。「何度も言いますが、ドライバーショットは全身運動。ゴルフの練習だけでは、飛距離を伸ばすのは難しい。だからこそ、取り組んでほしいのがプロも欠かさない体づくりと実践ドリル。毎日の積み重ねが大事です!」

トップとフィニッシュの形は9時↔3時の動きで自ずと決まる!森田理香子ドライバーレッスン

◆体づくり【1】大きな筋肉を鍛えるスクワット

「安定したアドレス=土台をつくるには、太ももや背中など、大きな筋肉を鍛えることが不可欠。道具がなくても自重で出来るスクワットは、ぜひ毎日の日課に。腰を落とす際は、ひざがつま先より前に出ないように気をつけて」

(1)両足を肩幅ほど広げ、両手を胸の前で交差させて立つ

(2)目線は前を向いたまま、ゆっくり腰を下に落とす。ひさがつま先より前に出ないように

アドレス時の安定感はここから!

◆体づくり【2】ブレない体幹をつくるプランク

「床にうつ伏せになり、つま先と両ひじで体を持ち上げる。ひじの角度は90度をキープし、体と床を平行に。お尻やお腹が落ちないよう注意。目線は下ではなく正面へ。呼吸は止めないこと」

<コレもおすすめ!>サイドプランク

「プランクの応用編。横になり、写真のように片ひじで体を持ち上げ、支える。この時もお腹が落ちないように」

ツ、ツライ…。でもやるしかない!

◆体づくり【3】股関節を柔らかくするストレッチ

「ゴルフには静と動の動き、どちらも必要。筋肉の質も重要で、硬さと柔らかさの両方を備えているのが理想。そのためには、ストレッチはマストです。とくに股関節は重点的に」

◆教えてくれたのは…森田理香子プロ

1990年生まれ、京都府出身。身長164cm。8歳からゴルフを始め、18歳でプロテスト合格。2010年、「樋口久子IDC大塚家具レディス」にて初優勝。プロ6年目の2013年、関西出身選手として初の賞金女王に。ツアー通算7勝。現在は一線を退き、ツアー解説など幅広い分野でゴルフに携わっている。今春よりゴルフウェアブランド「yummy rose」をプロデュース。Instagram(@1_rikako)ではプライベートも公開。

Regina2021秋冬号より転載 撮影/角田慎太郎(Gran) 山下プロ撮影/佐々木 啓 エディター/一寸木芳枝 

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