あのホールがなかったら…にバイバ~イ! 大叩きに効く ゴルフ処方箋【5】アプローチ編

大叩きホールのせいでイマイチ結果に満足できないゴルファーの皆さん! ゴルフに特効薬はありませんが、マネジメントで大叩きを避けることは可能です。トリ、2ケタ、2連続ミスを防ぐコツやテクニックを知り、「あのホールさえなければ…」という後悔をなくしましょう!

大叩きの予感【5】今日もまたグリーンまわりを行ったり来たり……

アプローチが不安定なのは、フルショット以外の距離感をつかめていないから。AWやPWで10Y刻みの練習をしましょう。距離によって変えるのは、
ドレスと振り幅
だけ。振り方とリズムは一定に保つことが重要です。ライの状況次第でアドレスは若干変える必要がありますが、ポンポンとリズムよく
振れるアドレスがとれれば、成功したも同然です。

アプローチの処方箋【01】10Y刻みの距離感を覚えましょう

◆10Yの場合…一定のリズムで7時5時

アドレス/左足のつま先をやや開く。
ボールの位置は中央。

◆20Yの場合…一定のリズムで8時4時

アドレス/足幅1足分ほど開く。
ボールの位置は中央。

◆30Yの場合…一定のリズムで9時3時

アドレス/足幅2足分ほど開く。
ボールの位置は中央

アプローチの処方箋【02】パットアプローチで大ミスを避ける

ボールを目で追わないのもパターと一緒。トップやチョロになりにくいので、大きなミスを防ぐことができる。

打つ瞬間にカツンと力を入れないのもパターと一緒。パターと同じ距離感で一定のリズムでコンッと当てるだけ。

芯から外れた部分にあたるので、思っているほど飛びません。

ヒールを浮かせてクラブを短く持ち、パットと同じようにアドレスしてテークバックします。

パットアプローチは芯を外して打つのが肝! クラブのヒールを浮かせます

アプローチの処方箋【03】グリーンエッジ狙いは難しい

フワッと上げてエッジに落として止めるのは上級者にも難しいワザ。グリーンに届かず再びアプローチ…とならないよう、ピンがエッジに近くてもピンの根本かその先に落とすなど、確実にグリーンオンを。

撮影/内藤サトル イラスト/いいあい  エディター/大津恭子 撮影協力/ジャパンゴルフスクール 衣装協力/ジュン アンド ロペ