トップアマが語る「ゴルフ場会員権、いる?いらない?」

歯科医という職業をもちながら、数々のアマチュア競技に出場し幾度も優勝を経験。所属しているゴルフ場では、男性と同じティから回ってクラチャンの座にも輝いたトップアマ・塩田美樹子さん。しかも美人とくれば、Reginaとしては注目せずにはいられないわけで……。

いざ出陣! 憧れの塩田さんに、ゴルフにまつわるあれこれを教えてもらいましょう!

トップアマに聞く【上達のカギは“パット練”】

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dfd27fae772f68bf8bb985607531cb69-1-1024x575.jpg

Q いまは、メンバーにならなくても、いろいろなコースでプレーできる時代。それでも会員権は必要だと思いますか? 

A うまくなりたいなら、会員権は買い!

もしもあなたが、ゴルフが大好きで、もっとうまくなりたい、競技にも挑戦したい、と思っているなら、絶対に、会員権を買い、所属コースをもつべきと思います。

◆その1 ハンディキャップをもてる

まず、第一の理由として、公式なハンディキャップ(正式名はJGA/USGAハンディキャップインデックス)を取得できること。

これを持っている、出場できる競技が格段に増えるからです。

競技に出ることは、自分の視野を広げることに大いに役立ちますから、ぜひハンディキャップを取得してください。

◆その2 ゴルフ仲間が増える

もう一つの魅力は、所属コースで友達ができること。

同じクラブ内で共通の趣味を持つ人との会話はとても楽しく、ゴルフライフがより豊かになります。

メンバー同士なら、ほかのだれかを誘わなくても、ふらっとひとりでプレーできるのも、魅力です。

◆その3 自分のゴルフの基準になる

所属コースがあると、おそらくそのコースでプレーする機会が増えると思います。そうなると、そのコースが基準になる。「最近飛距離が落ちてきたな」「パットの距離感がズレてるかも?」など、自分のコンディションを確認できるので、より上達への近道になるかと思います。

毎回違うコースを回っていると、不調の原因をみつけることは、難しいものですから。

◆女性が選ぶなら、フラットでやさしいコースがおススメ

ではどんなコースを選べばいいかというと、女性には絶対、フラットで回りやすいコースをおすすめします。

フラットだと自分の飛距離が分かりやすく、また、回りやすいといいスコアになりやすい。上達への一歩は、いいスコアを作るクセをつけることがとても大事なのです。

難関コースでは、ムダなプレッシャーやトラブルが多くなり、本来の自分のゴルフと向き合いにくくなってしまいます。さらに、女性の大会やレディースデーがあるなど、女性に嬉しいイベントが多いとベター。そして可能なかぎり、家に近いまたはインターから近いこともポイント。

遠すぎるコースはつい足が遠のいてしまうし、友人も呼びにくくなってしまいますからね。

教えてくれたのは、トップアマ・塩田美樹子さん

1982年生まれ、神奈川県出身。両親の影響で、10歳からゴルフを始め、競技に出場。全日本歯科学生総合体育大会4度優勝。2013年、2017年日本女子ミッドアマ2度優勝。2017年日刊アマ全日本大会(ミッドの部)、神奈川県女子ミッドアマ、日本女子ミッドアマ優勝。2018年神奈川県女子ミッドアマ、日刊アマ関東大会優勝。ベストスコアは66。所属している葉山国際カンツリー倶楽部では、男性と同じティから回ってクラブチャンピオンに。2013年に「日本女子ミッドアマ」に優勝した翌年は、なんと「日本女子オープン」にも出場。2020年開催の「内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権関東予選」では、唯一の女性出場者として注目を浴びた。

撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子