年末のゴルフお掃除大作戦!古くなったボールの捨て時は?

今年は「ステイホーム」中に、家の掃除をしたという方も多いようですが、同じくらい在宅時間が増えて、家に物があふれている人も多いのでは? 今年の大掃除のキーワードはスバリ「溜まったものを“捨てる」。ゴルフ用品もこの機会に大掃除してみましょう! 今回は「ゴルフボールの捨て方」がテーマです。

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初心者の頃はコースに行くたびに池やOBでボールと自然にサヨナラをしていましたが、ちょっとずつ上手になってくると、無事に18ホール闘い抜くようになり、嬉しい反面、いつの間にか、傷だらけの老兵ボールたちがキャディバッグを占領していませんか?

とは言え、「まだ使えそうだし」とか「高かったし」なんて、捨て時を逃すのがゴルフボール。今回は、テーマである“捨てる大掃除”のため、ゴルフボールの「捨て時」を、ゴルフメーカーの広報担当者の方々に伺ってみました。

◆ゴルフボールの寿命はゴムの劣化に注意!

そもそもゴルフボールの寿命って、どのくらいなのでしょうか? ゴルフメーカーの広報担当者に話を聞いてみました。

「ゴルフボールは、基本ゴム素材が使われているので、経年劣化が金属以上に早いです」(キャロウェイゴルフ広報 高橋さん)

「高温多湿を避けて保管されていた場合は、4~5年は大丈夫です。ただし、車のトランクなど、高温多湿の状況下で保管されていた場合は、主成分のゴムの劣化や硬化により、飛ばない、硬いなど不具合が生じます」(ダンロップ広報 小山さん)

硬くて丈夫に見えるゴルフボールですが、実は中身のゴム素材の劣化もあり、こまめに変える方が良いとのこと。真夏もキャディバッグは車のトランクに入れっぱなしという方は、寿命が短くなるかもしれません。

では、一度使用したボールは? というと…、

「使用中のボールの場合は、表面に目に見える傷が入っている場合は交換しましょう。空力性能に影響を及ぼし、ナイスショットでも曲がってしまうなどの問題が発生する場合があります。また、繰り返し打撃による変形が重なると小さな傷が起点となり割れてしまう可能性があります」(ダンロップ広報 小山さん)

というように、使用したボールは「傷が付いたら交換」が目安とのこと。「ボールに傷があったから、空気抵抗が変わってショットが曲がったよ~」とか、「今ボールの傷でスピンが変わって、アプローチが寄らなかった!」なんていうレベルじゃないとしても、できればこまめに交換したほうが良いようです。

◆ゴルフボールを捨てるときは、不燃?可燃?

そして、いざ捨てる時の捨て方はというと、各自治体によって変わりますが、多くの場合ゴム製品として「可燃ごみ」と分別されています。ゴルフ場に回収ボックスがあれば、そこに入れてきたり、数回使っただけのキレイなボールであれば、周りのビギナーゴルファーにあげたりするのも良いかもしれませんね。

早速キャディバッグの中のゴルフボールをチェックして、スパッと整理しちゃいましょう。来年の初打ちには、ぜひ新しいボールを手に入れて、スコアもアップさせちゃいましょう!

REMIQUESTプロフィール

REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。