キャディさんに見られてる!“こんなゴルファーはイヤだ!”と思われるNGマナー【“品定め”マダムとの、忘れられない知識量バトル】

こんにちは、匿名ライターの「かこみらい」です。ゴルフ場でキャディとして働く中で起きたあんなことやこんなことを、個人的主観たっぷりにお伝えしていきます。今回は、私自身がまだキャディになりたての頃、研修中に遭遇した“品定め”マダムとの攻防をお伝えしたいと思います。

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イメージ写真/Getty Images

キャディのお仕事の研修期間中は、ゴルフ用語やコースに関する知識もまだまだ未熟で、仕事終わりは毎回へとへとになってしまうほどハードです。スタートホールでは研修中であることがわかる腕章を巻き、不慣れをお詫びしながらお客さまにご挨拶。その日は、私の腕章を見てちょっと不満げなマダムがいらっしゃいました。

覚えることも立ち振る舞いもまだまだの私に、品定めをするような視線を送ってくるマダム。急に声をかけられたと思ったら、“クラブの知識クイズ”が始まってしまいました。「これくらい、知ってるわよね?」というほほえみが今でも忘れられません。

ゴルフ女子のみなさんは、1Wを「ドライバー」と呼ぶのはご存じですよね。3Wは「スプーン」。さらに、4Wは「バフィー」、5Wが「クリーク」。この辺までくるとピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、2Wって何と呼ばれるかご存じですか? 今では2W自体、持っている人を見かけることがないクラブなのですが、「ブラッシー」と呼ばれています。

ゴルフ場を走り回っている私に、ウッドの呼び方を1本ずつ質問してくるマダム。しかも難問である2Wは飛ばし、全部答えられたな、と思ったら最後の最後に2W。

ただ私、一応キャディとして勉強をしていったので、「ブラッシー」も正解してしまったんです。すると、憮然とした表情でマダム、「あら、知っているのねえ」と。その瞬間、彼女の中の何かに火をつけてしまったようでした。

『知識は認めてもらえたかな…?』と安心する私をよそに、今度は距離測定器を片手に、「ここから何ヤードある?」との言葉。いやいや、その手に持っているソレで測れば良いではないですか!

ヤード杭や排水溝の距離を頼りに、「残り185ヤードです…」と答える私に「あらあなた、2ヤード少ないわよ!?」と(なぜか)勝ち誇った表情のマダム。 ルール、ギア用語、ホールの知識と、マダムとの白熱した知識対決が18ホール続きました。

その日はただただ疲れて、どうしてこんな意地悪をするんだろう…と少しへこんだ私でしたが、思い返せば、身の引き締まる勉強になったラウンドだったことは間違いありません。次にお会いするときには、完璧な仕事をしなければ! と心に誓ったかこみらいなのでした。

◆【教えてくれたのは】匿名キャディ・かこみらいさん

某有名トーナメントコースの元キャディ。自分でプレーするのも大好きで、ゴルフギアには一家言あり。趣味は車で、Bライセンスを取得するガチっぷり。歴代アメ車を所有し、エンジンルームを眺めているだけで一日が終わってしまうほど。ゴルフ、クルマなどの知識を活かし、現在はライターとして活躍中。

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