【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み 解決サロン Vol.23

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina-webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

「ゴルフが好きすぎて男に興味がない私ってヘン?」

20代後半から始めたゴルフにハマっています。仕事以外、考えるのはゴルフのことばかり。そのせいか、男性に興味がないというか……。いま、カレはいないのですが、別にいなくてもいいかなって思ってしまいます。そろそろ真剣に結婚とかも考えなきゃいけないことも、わかってるんですが。女として、このままではダメでしょうか。
(保険会社勤務・まゆ 30代 独身 ゴルフ歴7年)

古い価値観にとらわれるのはムダなこと

“カレがいなきゃ世間的にカッコ悪い” “結婚して子供を育てて一人前”。日本では代々そういう価値観が刷り込まれてきたけれど、それはもはや過去の慣習であって、いまはそういう時代ではないと、私は思うの。

恋愛だって義務じゃないのよ。

ゴルフでも、仕事でも子育てでも、もちろん男でも、その時によって優先順位は変わっても、とにかく夢中になれるものがあることが大切で、それがあれば人生は豊かになるものよ。

人生に必要なのは「ゆるやかな共同体」

ただ、カレはいなくても、自分と共感できる仲間をつくる努力はした方がいいわ。それが女友だちでも、オカマでも、恋愛をはさまない男友だちでもいい。LGBT、老若男女を問わず、本当に自分が共感できる人々。私は「ゆるやかな共同体」と言っているんだけど、そういう仲間をもつことが、この時代を豊かに生きるためには必要です。

人生に必要なのは、夢中になれることと、共感できる仲間。カレと結婚とか、いつまでも古い価値観にとらわれていないで、もっと自分の人生を豊かにすることを考えてみては?

かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!