【読者モデルが挑戦】年齢も環境も関係ない!2004年度ミスインターナショナル・5児のママが、39歳でドラコンプロテストに挑戦!?

29歳のとき。30歳になるのは何かが終わっちゃうような大事件にも思えたけれど、なってみれば、30代って、仕事にも慣れてきて、お金も時間も自由に使える余裕ができて、プチ贅沢をしたりお稽古などの自己投資をしたり……、実はすごく楽しい年代なのかもしれません。

そして迎える次の39歳。結婚や出産、キャリアアップ。「あれ?もう若くない?もう遅い?どうしよう!」なんて、29歳以上に焦ってしまう人も多いのでは。

今回は、そんな悩める女子たちにぜひ読んでいただきたい、2004年度ミスインターナショナルでもあり、現在は5児のママ、川原多美子さんが、39歳で「ドラコンプロ資格」に挑戦したストーリーをお届けします!

川原多美子さん(撮影/長谷川梓)

初ラウンドは200オーバー! 超初心者からドラコンプロを目指すまで

川原さん「ゴルフとの出会いは20代のころ。ちょうど、2004年の『ミスインターナショナル』グランプリを受賞したときに、主催団体にゴルフ大好きな方がいらして、ラウンドデビューすることになったのがきっかけです。ほとんど練習できずにコースデビューをして、初スコアは一生懸命数えて200くらい(笑)。それまで、バスケや陸上、バトミントン、バトンなど色々なスポーツをやってきて、ちょっと練習をしたらそれなりにできてきたのに、ゴルフだけがあまりにもできなくて。『悔しい! やってやろう!』という気持ちになった初ラウンドでした。

とはいえ、20代の頃はオーディションやレッスン、アルバイトと忙しく、時間的にも経済的にもゴルフをする余裕がありませんでした。10年ぶりにゴルフを再開したのは夫の影響。クリスマスプレゼントにクラブを一式買ってもらって練習を再開し、徐々にゴルフ熱が高まっていきました」

“目標”があるからうまくなる。ドラコンプロに挑戦した理由

「実は、レッスンに継続して通ったことがないんです。練習場にいらっしゃる先生にスポットで習うことはありますが、もっぱらYou Tubeがお手本。いくつかの有名なレッスンプロの動画を観たり、トレーニング方法を真似したり。『4スタンス理論』の本を読んだりもしました。自分で理解して、試して、改善して、ということを繰り返していたように思います。

それ以外は、とにかくラウンド。『まわらないと上手くならない』と、ゴルフ仲間が毎月ラウンドに誘ってくれたのも大きいですね。周りの方に迷惑をかけちゃいけない! と、自転車で数本クラブを持って練習場に通う生活をしていたので、いつも筋肉痛でした(笑)。やりすぎて脇腹あたりを肉離れしてしまったり、力みすぎて腱鞘炎になったりもしちゃいました。

ドラコンプロのテストに挑戦しようと思ったのは、“目標”が欲しかったからです。スポーツは大好きだし、頑張るのも大好きなんですが、『いつまでに』、『何を』という目標がないと、コツコツ続けられない性格で……。そして、なんといっても、30代最後の年にひとつ、目標をもって挑戦したかったという想いもあります。

せっかくゴルフにハマったのだし、いつかは競技ゴルフにも出たいなと思って調べていたときに、ちょうど1か月後にドラコンプロテストがあるのを知りました。もともと身長もあるから他の女の子より飛距離はある方だったので、これは受けないと! とすぐにエントリーしたんです」

<次回、テストに向けたモチベーションの保ち方や、時間の使い方を聞いてみました>

川原多美子さんプロフィール/2004年度 ミスインターナショナル日本大会「グランプリ」「WEBジェニック」とW受賞。 同、世界大会[開催国:中国(北京)]入賞。2005年ミュージカル「Annie」で女優デビュー 舞台などに出演する傍ら、5児の母となり身体のケアの重要性を感じて、ピラティスや加圧、ファスティングを学びインストラクターを経て、現在は新たに美容の仕事に携わる。2018年から再開 したゴルフにのめり込み、2022年にはドラコンプロライセンスを取得。競技出場を目指す。

取材・文/remiquest

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