打ちっぱなし練習場のしくみ【ゴルフ初心者の不安を解消】

初心者女性ゴルファーにとって、はじめての「打ちっぱなしゴルフ練習場」はちょっと敷居が高いもの。服装や持参すべきもの、受付方法やボールの買い方まで、「?」だらけの利用の仕組みを解説します。

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◆ゴルフの練習にふさわしい服装って?

動きやすい服装なら、ゴルフウェアでなくてもOKです。もちろん過度な露出やだらしない恰好はNG。新しいゴルフウェアを購入したら、動きやすいかどうか練習場でチェックするために着用していく、というのもいいです。シューズも運動靴で問題ありませんが、練習とラウンドの時の靴があまりにも違うと、スイングのイメージが変わってしまいます。新しいシューズは練習場で試し履きするのをおすすめします。

◆打ちっぱなしゴルフ練習場利用の流れ

それでは、打ちっぱなしゴルフ練習場の仕組みについて見ていきましょう。多くの練習場がありますが、基本的な仕組みは変わりません。ゴルフ練習場は早朝からオープンしているところも多いので、朝活にも最適♪ 

プリペイドカードを購入しよう

受付付近にカード販売機などがある場合は、まずはカードを購入します。カードにチャージすることで打席料(数百円程度)と貸しボール代(打ち放題プランがある場合は打ち放題、または1球あたり10円~20円程度)はここから支払います。カードの発行なども含めて直接フロントで行う場合もあります。

フロントでチェックイン

フロントで受付をします。クラブやシューズのレンタルを利用したい場合はここで伝えましょう。まったくの初心者ならば、7番アイアンのレンタルを。

打席を選ぼう

フロントで打席を選びます。初心者の場合は、ボールが上がらないと無理に上げようとしてしまいがちなので、まずは2階で気持ちよくスイングする基礎練習をお勧めします。2階の方がボール1球あたりの単価が安いというのも理由のひとつ。

ボール貸出機でボールを出す

打席に到着したら、ボールを借りていよいよ練習スタート。打席ごとに設備の整った練習場であれば、打席ごとに貸出機が付いていて、カードを投入することでボールが借りられます。また、打席の後方に自動販売機くらいの大きなボール貸出機が設置されている練習場もあります。ボール出口にカゴをセットしてからカードを投入し、ボタンを押せば、1カゴ分からボールを借りることができます。

ティの高さも調節できます

ドライバーを打つ場合ですが、ティの高さも変えることができるので、しっくりくる高さに調整しましょう。打席にボタンが付いていたり、マットをめくってティを交換することもできます。

いよいよ練習スタート

ここまで準備が完了したら、いよいよ練習開始。やみくもにたくさん打つのではなく、1球1球に時間をかけて正しいアドレスで打つのが基本です。練習場によってはパッティンググリーンやバンカー練習場が併設されていることもあるので、ラウンドに向けて楽しく上達していきましょう!

この記事は、Regina PREMIUM 2014年度 別冊付録をもとに加筆修正の上再構成したものです。イメージイラスト/写真AC