効率良く飛ばせるアイアンショットが身についた! [読者代表体験レッスン・アイアン編]

Regina読者代表のアマチュアゴルファーがライザップゴルフで体験レッスンを受けてみた企画は、いよいよ3回目に突入。今回はゴルフ歴1年8か月という伊藤麗子さんがライザップゴルフでレッスンを受けるとスイングはどう改善するのかをレポートします。ゴルフが上手くなりたいという気持ちはあるのにどうして上達しないの? といった悩みを抱えている人は必見です!

本格的なゴルフレッスンを受けるのは初めてという伊藤さん(写真左)。今回はRIZAP GOLF立川店の鯨トレーナー(写真右)がレッスンを担当することになった

せっかく気持ちよくドライバーショットを打てても、次に手にしたアイアンで、ダフり、チョロ、トップ、スライス、チーピン……などそうしたミスが出ると、やっぱり悲しくなりますよね。スコアを構成するショットの大半はアイアン(ショートゲームも含む)とパッティングです。もし、あなたがスコアアップを目指しているのであれば、アイアンショットとパッティングは、念入りに練習しておきたいものです。

そこで今回は、アイアンのレッスン編を紹介します。レッスンを受けてもらうのは、現在ほぼ週一回のペースでラウンドしているという伊藤麗子さん。平均スコアは110前後ですが、「早く100切りしたい!」という目標があり、それに向かって日々練習しているそうです。果たして、ライザップゴルフのレッスンでスイングは改善するのでしょうか。

「このスイング、私ですか…」いきなり自信喪失

映像を確認しながら伊藤さんのスイング中の細かい動きをチェック。理想のスイングと何が違うのか、どういう練習をすればいいのかを事前に教えてくれるので、レッスンの内容を把握しやすい

こんにちは、Regina読者代表として体験レッスンを受けることになった伊藤麗子と申します。ゴルフを初めてまだ1年8か月なのですが、今やすっかりゴルフの魅力に引き込まれてしまい、寝ても覚めてもゴルフ(笑)という日々を過ごしています。

練習場にももちろん行きますが、やはり実践で慣れたほうがいいという周囲からのアドバイスもあって、ラウンドは積極的に行くようにしています。

でも、正直全然上手くいかないことが多すぎて。大事な場面でミスショットが出るし、イメージどおりに飛んでくれなかったりして、スコアが縮まりません。

なので、今日はゴルフの基礎を覚えるのにいい機会かなと思っています。RIZAP GOLFは初めてですし、担当してくださる立川店の鯨トレーナーもとても優しそうなので安心できました。それに、個別のブースでレッスンを行うので、ほかの方の視線が気にならないのもいいですね。

私の目下の悩みはアイアンです。どうすればちゃんと当たるのかさえも分かっていないのですが、まずは鯨トレーナーの前でボールを打ってみることにしました。

鯨トレーナー「おつかれさまでした。伊藤さんは、アイアンショットが左に、ドライバーショットは右に行くことが多いとおっしゃっていましたが、その理由はこれです!」

え、待って! まだ3球しか打っていないのに、これで私のミスの原因が分かるんですか(?)と思ってしまいましたが、私のスイング映像がディスプレイに映し出されると、鯨トレーナーは次のように解説してくれました。

鯨トレーナー「まず、シャフトの動きを見てください。テークバックでは外側から、フォローでは内側になっていますよね。手で引き込むようにしてクラブを使っています。これはアウトサイドイン軌道といって、ボールをつかまえたい意識がそうさせてしまうのが原因です。カット軌道なので、アイアンでつかまった時は左に行くのはそのためです。一方、ドライバーのようにクラブが長くなるほど振り遅れてしまい、反対に右に飛んでしまいます」

なるほど、とても分かりやすい説明でした。このとき自分のスイングを初めて見ましたが、まるで畑を耕しているようにしか見えない……。本当にショックでした(涙)

鯨トレーナー「大丈夫です。課題をひとつひとつクリアしていけば、必ず理想のスイングに近づきます。ではさっそくレッスンを始めましょう」

こんな練習法があるなんて知りませんでした!

右手を一度離し、グリップの先端部あたりを握ってそのままアドレス。左手を支点にして、右手でクラブを動かすスプリットハンドというレッスンを行った

まずは、コックを使ったスイングの動きを覚えることになりました。これは右手を離し、グリップの先の部分を持ってアドレスするのですが、この動きをするとものすごくアドレスが低くなった感覚になりました。

そこからテークバックでは右手を引き上げるようにし、インパクトゾーンを過ぎたあたりから右手が左手を追い抜く動きになるようにします。この振り幅ではあくまで左手が支点なので、左手はほとんど動きません。ここに上半身が回転する動きが加わって、全体のスイングの動きになるようです。

最初は戸惑いましたが、それほどカラダを動かさなくてもインパクトゾーンでクラブがすっと走っていく感じ(?)が分かったように思いました。

鯨トレーナー「そうですね。クラブが常にオンプレーンに乗っているので、むだな動きがなくなりました。動きがとてもスムーズになった感じがしませんか?」

たしかに言われたとおりでした。これまでクラブは腕で一生懸命上げて振り下ろさないとダメだと思っていましたが、ほんのわずかに腕を動かすだけでも、しっかりヘッドが動いているのは驚きました。これってテコの原理(?)ですよね。知らなかったので勉強になります。しかも、スイングはとてもシンプルなものだと思いました。

次の課題は、スイング中の姿勢についてでした。さきほどの映像を見ると、ほとんど立った状態でスイングしていたので、フィニッシュで前のめりになってしまうことがありました。そこでアドレス時にもっと前傾してスイングするように言われましたが、さきほどグリップを離して構えたぐらいがちょうどいいということです。頭の中の感覚と実際の動きズレって怖いですね。

クラブを胸の正面に構えた状態をキープし、腕はその角度のままヘッドをゆっくり地面まで下ろすと、自然な前傾姿勢を作ることができる

アイアンショットに自信がつきました!

レッスン前(写真左)はほぼ棒立ちの状態で、クラブにボールを当てる動きになっていた伊藤さんだが、レッスン後(写真右)はカラダ全体を使ってクラブを振り抜き、力強くボールを押し出すスイングに変わったのが分かる

腕を返す動作はさすがに難しく、タイミングが合わないとボールが右や左に飛んでしまうことがありましたが、こういう動きをすると、ヘッドが走ってくれるんだな、ということが分かりました。

それに、これまでアイアンって思った以上に飛ばないなと思っていましたが、今日のレッスンを経て、フェースにボールが乗って飛んでいく感覚が初めて分かったような気がします。ちゃんと当たると高く上がるし距離も出るし、なんだかアイアンでボールを打つのが楽しくなってきました(笑)

鯨トレーナー「お疲れさまでした。駆け足でいろいろな課題を詰め込んだので、覚えるのに多少時間がかかりますが、クラブの正しい動かし方、カラダ全体でスイングするという要領がこれでつかめたかと思います。本来のライザップゴルフのレッスンでは、このように理想のスイングに近づけると同時にショットの安定化を目標として、最終的にはスコアアップを目指します。一度たしかな技術を身につけておくと、もし悩んだときでも自分でスイングを修正することができるようになりますよ」

練習場に行ってボールをひたすら打つことよりも、何かをテーマに練習することの方が大切な気がしました。最初はなかなか上手くできないけど、何回か練習していくとできるようになる段階的な楽しさがゴルフの魅力ですね。まだ初めて間もない私ですが、今日こうして教えてもらったことはとても貴重な経験になりました。ひとりでは上達するのが難しいゴルフだからこそ、こうしたレッスンの大切さも感じられました。鯨トレーナー、今日はありがとうございました。

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取材・文/清水 晃(メディアサンライツ) 写真/山上 忠