予約殺到のレッスンプロ・木原睦美が教える100切り女子への道パート② 最終回 練習場で打つ球数の内訳

現在、広島を中心に週150人以上の生徒にレッスンをしている木原睦美プロが教える上達のコツ。今回でこの連載も最終回を迎えます。テーマは、練習場で打つ球の内訳です。何も考えずに、バンバン連打しても上達するわけではありません。しっかりと目的を持った練習こそ、上達への近道です。50球バージョンと100球バージョンを作成したので、ぜひ参考にして下さい。

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7番アイアンでの基礎スイングが軸。アプローチの感覚を磨いておきましょう!

ビギナーは別ですが、ある程度の経験がある人はダラダラと何球も打つより、最初に球数を決めておいたほうが、集中してボールを打てます。例えば50球(以下、カッコ内は100球バージョン)を打つ場合、最初の20球(30球)は7番アイアンでの基礎スイングを行いましょう。スタンスを肩幅プラス50センチに広げ、左足のツマ先を時計の11時に合わせたら、上体と下半身の捻転差をつくりながらクラブを上げ、骨盤からダウンスイングを始めます。インパクトよりもフィニッシュを意識したスイングを行いましょう。

最初の20球(30球)は7番アイアンでの基礎スイングを行う。アドレスの形をに気をつけ、フィニッシュまで振り切ることに意識を集中させましょう

次に、グリップ圧を変えながらボールを6球(10球)打ちます。30パーセント、60パーセント、90~100パーセントの3段階で均等に打ち分けます。さらに、2秒と4秒のスイングを交互に行い、6球(10球)打ち、アプローチを7球(30球)打ちます。5、10、20、30、40、50、60ヤードの距離を打ちましょう。次に、好きなクラブで5球(10球)打ちます。

大まかなボールの配分表ですが、50、100球以外の数を打ちたいときは、自分なりにアレンジしてみましょう

以上で44球(90球)を打ち終えました。残りをどうするかといえば、ターゲットを決めて3球(3球)打ちます。練習マットの向きに関係なく、右サイドや左サイドのピンやグリーンを目標にしましょう。最後の3球(7球)はまとめとして、もう一度7番アイアンでの基本スイングでボールを打ちます。いいスイングを体に染み込ませるつもりで打ちましょう。

どのクラブで打っても構わないので、マットの向きに関係なく、ピンやグリーンなどターゲットを3つ選び、それに対して1球ずつ打ってみましょう