予約殺到のレッスンプロ・木原睦美が教える100切り女子への道① フェアウェイウッド編

現在、一週間に150人以上の生徒にレッスンをしているという木原睦美プロ。ゴルフを始めて数年以内で100を切ったという女子も少なくないと言います。そこで、100を切るために必要なポイントを紹介していきます。第1回はフェアウエーウッドの基本についてです。

目標に対してクラブフェースのスコアラインをスクエアに合わせていますか?

女子にとって使用率の高いフェアウェイウッドですが、成功させるにはアドレスが重要です。まずはクラブフェースの向きをチェックしましょう。カッターマットのようにマス目の入ったボードの上にクラブヘッドを置き、フェース面にあるスコアラインがカッターマットの縦線に対して平行ならば、正しく構えています。

カッターマットの縦線とフェースのスコアラインが平行になるように構えると、ソールを滑らせながらヘッドを下してくることができるので、ロフトが立たず、ボールが上がりやすい

フェアウェイウッドをミスする人は、緊張して右手に力が入るのか、構えたときにフェースが被っています。そのままクラブを下ろすと、クラブヘッドが芝に引っかかり、スムーズに振り抜けないのでダフリやトップなどのミスが出ます。フェースが被っているかどうかを一度試してみましょう。

芝の上だと、フェースが被っていることに気がつきにくい。そのままヘッドを下すと、リーディングエッジから下りてくるので、ソールが滑らず、ヘッドが芝に引っかかり、ミスの原因となる

ラフでヘッドを動かしてみよう。芝に引っかからずにスルスルと振り抜ければフェースをスクエアに構えている証拠。逆に、ヘッドが芝に引っかかる人は、クローズ気味に構えている

目標に対してフェースをスクエアに合わせていれば、あとはクラブのロフトが自然にボールを高く上げてくれます。自分で無理にボールを上げようとする必要はありません。クラブを信じてフィニッシュまで振り抜きましょう。