【安田祐香プロ連続写真】 飛んで曲がらない!お手本にしたいスイングを解説♪

飛距離が伸びる! カッコいい! マネしたい! ゴルフをする女性なら誰もが憧れる人気女子プロゴルファーたちのスイングを、連続写真をもとにプロコーチ・大西翔太氏が解説。女性ゴルファーにもマネできるポイントも教えてもらいました!

バックナンバーをチェック!女子プロのスイングをプロコーチが解説シリーズ

◆キャリーと方向性を両立した効率のいいスイングで、アマチュア時代から数々のタイトルを獲得

華奢な印象を覆すアークの大きいダイナミックさも魅力

安田祐香プロ/Getty Images

アマチュア時代16勝という戦績をもち、出場した国内ツアー20戦で予選落ちは1回のみ、という安田プロは、華奢な体形とは裏腹な、ダイナミックなスイングが特徴です。

ドライバー平均飛距離240ヤード(アマ時代)と、飛ばし屋というわけではありませんが、キャリーと方向性の両立したドライバーショットは、真似すべきポイントが満載です。

カラダの上下がまとまった、キレイなアドレスアークを大きくできて、ヘッドの直進性を生む軽いフックグリップ。

全体が箱にきれいに箱に収まったようなお手本的なカタチ。下半身はどっしりしています。

グリップは、グローブのベロのロゴが見えるくらい、軽いフックに握っています。

こうすることで、スイングアークを大きくしながら、大きいドライバーヘッドの直進性をうまく生かせるので、飛距離と方向性を両立できるのです。

フェースを開閉せず、カラダの回転でテークバック

とても落ち着きのある雰囲気ですね。

フェースがシャット目に上がっているのは、フェースの開閉を行わず、軽いフックグリップのまま、カラダの回転だけを使っているから。

反対に、フェースの開閉を行うタイプのスイングをする人は、基本的にはウィークグリップです。

下半身もしっかり踏ん張れていて、両ひざの高さもブレがなく、アドレスから変わっていません。

手元とカラダの位置が遠い、大きなアークでも、背骨のスイング軸をキープ

ヘッドも手元もカラダから遠い位置にあり、お腹もしっかり捻転して大きなスイングアークを作っています。

とはいえ軸はまったくブレていない。体幹が強いことが分かります。

コンパクトなトップは、ボールを“押し込める”カタチ

カラダを十分捻転させつつも、余分な動きを使わない、コンパクトなトップです。

インパクトでは、飛ばすのではなく、カラダを使ってボールを押し込める、というイメージが伝わってきます。

大きなアークのままダウンスイング

ダウンで手をカラダに近づけて、バチンとインパクト仕様とするスイングもありますが、安田プロは手とカラダの距離感が変わっていません。これは、ボールをきれいに運ぼうとする動きです。

また、クラブを寝かせて下ろすことで、フェース面が安定するシャローイングのうごきも見られます。

手首の角度を変えず、方向性を確保

トップからここまで、手首の角度が変わっていません。これは、方向性がアップするポイント。

余計な動きが入らない分、フェースコントロールの効率がいいので、ライン出しもできるでしょう。

カラダも手首も強いからできる動きです。

左の腕とシャフトが一直線。低い重心で目標方向に真っすぐ打ち出している

お尻の大きな筋肉を使って、お腹とお尻が目標を向くくらい、思い切り回転しています。

これにより、目標方向に忠実にボールを運んでいます。

振り抜きがよくなるハイフィニッシュ

トップ同様、高い位置でフィニッシュ。余力を残さず、アドレスで描いたとおりに振り切った証拠。とはいえ力みは感じられません。

高い位置にフィニッシュしようとすると、振り抜きがよくなるので、トライしてみてください。

◆教えてくれたのは…

安田祐香プロ Yuka Yasuda/2000年生まれ、兵庫県出身。163cm。大手前大学在学中。7歳からゴルフをはじめ、9歳で坂田塾に入門。16歳の2017年、「日本女子アマ」優勝。以後多くのレギュラーツアーでベストアマを獲得。19年「オーガスタナショナル女子アマ」で堂々の3位。同年、海外メジャー「エビアン選手権」でベストアマに。同年プロテスト合格。ルーキーイヤーの今年は、QTランク2位の資格で出場。クラブ/ダンロップ ウェア/ルコックゴルフ(デサント) 所属/NEC  Instagram@oo_______yuka 画像/Getty Images

指導/大西翔太プロ 1992年生まれ、千葉県出身。ティーチングプロ。青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同する傍ら、女性やジュニアなど、幅広い層のアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツに☆」がモットー。(インスタグラムアカウント @shota.ohnishi

取材・文 たかはしよし子

◆渡邉彩香プロ、田中瑞希プロの連続写真も掲載中!もっとうまくなりたいなら「Regina」秋冬号をチェック!