自分に合ったヒザ使いで飛距離アップ!【『ヨコ移動型』勝みなみプロ編】

そこまで振っているようには見えないのに、女子プロたちは安定して250ヤード飛ばしてくる。体力の差はそこまでないはずなのに、これってなぜ?答えはずばり“ヒザの使い方”。効率よくヘッドを走らせて、体格以上に飛ばす秘密を探りました!

今回は、勝みなみプロ“ヨコ移動型”のヒザ使いをご紹介!

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【診断方法】“ビュン!”と速く振りやすい項目にチェックを入れてください

速く振れた項目にチェックを入れ、右にあるアルファベットの数で自分に合った“ヒザ使い”がわかります

診断はこちらをクリック!

◆『B』がもっとも多かった人は…勝みなみプロと同じ『ヨコ移動型』

ヨコの体重移動で速く振る【左内モモで体重を受け止めて軸ブレを防ぐ】

ダウンスイングからインパクトにかけて左足に体重を乗せていく。
ポイントは左足の内側で体重を受け止めて体全体が流れないようにすること。
左ヒザをアドレスの位置に戻すイメージを持つことでヘッドは効率良く加速する。

※ヨコ移動型の注意点

スタンス幅は広めで、それに伴いボール位置は左に。振り遅れやすいのでフェースはシャットに上げる

スタンス幅は広め

ハンドファースト

シャットに挙げる

次回は『C』の沈み込み型のヒザ使いをご紹介!

◆教えてくれたのは…

勝みなみ かつ・みなみ/98年生まれ。8歳からゴルフをはじめ、12歳で『全国小学生ゴルフトーナメント決勝大会』優勝。中学3年時には『全国中学校ゴルフ選手権春季大会』を制すなど才能を発揮した。鹿児島高等学校に進学した2014年にはレギュラーツアーの『KKT杯バンテリンレディス』で史上最年少アマチュア優勝を果たして、一躍注目を浴びる存在となった。17年のプロテストに合格し、プロ転向。同年ステップ・アップ・ツアー『山陰合同銀行 Duoカードレディース』を制し、前評判に違わない活躍を期待させた。18年の「大王製紙エリエールレディス」でプロとしてレギュラーツアー初優勝を果たした。

服部公翼 はっとり・こうすけ/83年生まれ。効率の良い飛ばしレッスンが好評。ビギナーからトッププロまであらゆる悩みに対応してくれる

ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明