片岡大育プロによる“飛ばし”レッスン。第2回目はインパクトでボールがつかまるフックグリップがテーマです。
女性ゴルファーは力がない分、インパクトの衝撃に負けることが少なくありません。ボールをしっかりとらえるためには、クラブフェースが開きにくい「フックグリップ」が有効です。ぜひチャレンジしてみてください！
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◆左手のナックルが2個見えるように握りましょう
飛距離を稼ぐには、インパクトでボールにパワーを伝えることが大切です。それを手助けしてくれるのが、左手のグリップです。
実際に握ってみると分かりますが、左手甲を目標に向けて、親指をクラブの真上に置いた握り方だと、インパクトの衝撃でクラブフェースが開きやすくなります。
ところが、左手を被せて握ると、フェースが開きにくいんです。目安としては、左手のナックル（指のつけ根の関節）が2個ぐらい見えるように握りましょう。これをフックグリップと呼びます。
左手の形が決まったら、右手でも握ってみましょう。
このとき、クラブを挟んだ状態で左手のひらと右手のひらを合わせるイメージで握ります。一度鏡で右手のグリップをチェックしてみてください。右手の親指と人差し指でできるⅤ字が右ワキを指していれば、正しく握っていると判断して構いません。
アドレスについては次回説明しますが、両手の位置によって、右手のⅤ字が右ワキを指さないケースも考えられます。
基本、両手は左足太モモ（内側）の正面にくるようにセットしましょう。この位置で左手のナックルが2個見えて、右手のⅤ字が右ワキを指していればオーケーです。
