ステージが上がる!ウェッジ講座【5】バンカーレッスン

ひたすらウッドでグリーンに寄せたら、アプローチで乗せて、2パットで上がれば上出来! これが多くの女性のゴルフ。でもこれって絶対パーは取れない計算。なんだか夢がない…。そんな女性は今すぐトライ! アプローチを知れば、ゴルフが確実に変わります。

構え方を少しアレンジするだけで、キャリーとランの幅が広がるのでがアプローチの醍醐味。大切なのは、カラダの重心とアドレスだけ。いろいろ試してアプローチ名人を目指しましょう!

ウェッジ入門はまずコレ→スコアアップの近道は、アプローチが得意になること☆ ステージが上がる!ウェッジ講座【1】

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スイングはアプローチと同じ『バンカー・レッスン』

グリーン周りにその存在を見ただけで、緊張し失敗してしまう人が多いのがバンカー。でもじつは、その緊張感がミスを呼んでいるだけなんです。コツがわかれば1発脱出できますよ!

フェースを開いて落とすだけ!キホンの打ち方

バンカーが苦手な女性のほとんどは、力みすぎて腕に力が入り、ヘッドがボールの下まで届かずトップしています。イメージは、ボールの下の砂をグリーンまで飛ばすインパクト。ボールの下にクラブを入れたい分、地面に足をしっかり埋めれば、打ち方はアプローチと同じでOK。重いヘッドが勝手に砂を飛ばしてくれるでしょう。

キャリー:ラン=1:1

基本のアドレス

基本のスイング

しっかり足を砂に埋めて、下半身を安定させることが大切。スピードを緩めず、ヘッドの重さでボールの下の砂ごとグリーンに乗せるイメージで振り抜く。フォローはあまり意識しない。

インサイドに引いてもボールに届かない

手で上げようとするとインサイドにクラブが上がり、クラブが届かずボールの手前を打ってしまう。

肩の回転で上げると自然とアウトサイドに上がり、ボールの下にコンタクトできる。

指導/菊地明砂美プロ

1985年生まれ、北海道出身。親の影響で10歳からゴルフを始める。2010年にプロテスト合格。レギュラーツアーシード権を目指し、ステップアップツアーで奮闘中。今年から、ツアープロコーチ石井忍プロ主宰の「エースゴルフクラブ」で幅広いゴルファー相手にレッスンを行う。妹は菊地絵理香プロ。遠藤電設所属。

Regina 2019年初夏号より抜粋 撮影/村上悦子 エディター/たかはしよし子 撮影協力/カレドニアンゴルフクラブ