【絶好調の女子プロに聞いた】結果を出したワンポイントはコレ! ダイキンオーキッドレディス&PRGRレディスカップ編

ダイキンオーキッドレディスを皮切りに、今年の国内女子ツアーがスタートしました。まずは、比嘉真美子プロ、鈴木愛プロといった実力者が好スタート発進!これから繰り広げられる、賞金女王レースの行方は見逃せませんね。そこで、試合ごとに上位にきたプロたちをピックアップし、結果を出せたポイントをお伝えしていきます。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!

【穴井詩プロ】アゲインストのときほどゆっくり上げてゆっくり振り抜く

ダイキンオーキッドレディス2位タイフィニッシュの穴井詩プロ

ダイキンオーキッドレディス2位タイフィニッシュの穴井詩プロ

オフに風の強いところで合宿したので、横風でどれくらいボールが流されるかを、開幕戦でもしっかりイメージできました。また、アゲンストのときに普段通りダウンスイングから加速させると、スピン量が増えて風に負けてしまいます。そこで普段以上にゆっくり上げてゆっくり振り抜いたら、狙ったところに打て、フェアウェイをキープできました。

【原江里菜プロ】肩の入れ替えをだけを意識すれば肩が回って手打ちにならない

ダイキンオーキッドレディス8位タイフィニッシュの原江里菜プロ

ダイキンオーキッドレディス8位タイフィニッシュの原江里菜プロ

ショットの調子がすごくいいです。練習ではバックスイングをどこに上げて、ダウンスイングはどう下ろすかを確認しながら行いますが、試合では上げて、下ろすとシンプルに考えています。シンプルに振るために、トップスイングの左肩の位置に右肩を入れる、いわゆる肩の入れ替えだけを意識。すると、しっかり左肩が回って手打ちになりません。

【葭葉ルミプロ】右ヒザの動きを意識したら傾斜地でも入射角が安定

PRGRレディスカップ初日首位発進の葭葉ルミプロ

PRGRレディスカップ初日首位発進の葭葉ルミプロ

ショットのとき、私は右ヒザの動きを意識するようにしています。バックスイングで「旋回しないように」、ダウンスイングで「左足へ流れないように」という感じです。これまで傾斜地のツマ先上がり、左足上がりが苦手でしたが、右ヒザを意識することでヘッドの入り方が安定するようになって、狙いどおりに打てたのがよかったと思います。

【香妻琴乃プロ】いつもより丁寧にアドレスしたらナイスショットに

PRGRレディスカップ初日5位タイ発進の香妻琴乃プロ

PRGRレディスカップ初日5位タイ発進の香妻琴乃プロ

普段より丁寧にアドレスするようにしました。ボールと目標を結んだ目印をボールの近くに設定。そして両足を揃えて、フェースの向きを目印に合わせます。そして、肩のライン、腰のラインが目印とスクエアになるようにして、足を広げてスタンスを決めます。順を追って丁寧にアドレスすることで、いい感触のときはナイスショットになりました。

記事・写真提供:週刊パーゴルフ