【ゴルフレッスン】開幕戦で優勝を飾った比嘉真美子プロが飛距離UPの練習法を伝授!

ドライバーで飛距離アップをしたいなら、「安定したアドレスと、”打つ”ではなく”振る”意識が最重要ポイントです」と比嘉プロ。打つ意識があると、インパクトの前にヘッドスピードが失速してしまうからだそうです。「インパクトでヘッドスピードをMAXにするためには、ティアップしたボール位置より先でビュンッとなるスイングがいいですね。」比嘉プロのようなパワースイングを身につける素振り練習法を教えてくれました!

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この位置でビュンッと鳴らすのが理想です!

この位置でビュンッと鳴らすのが理想です!

アドレスはバランスが大事

おへそに力が入るように 構えましょう

おへそに力が入るように構えましょう

振るスイングのためには、安定したアドレスが不可欠。上半身はリラックスさせ、下半身だけ力感をもたせます。両足で地面をとらえ、おへそに力を入れること。しっかり振り切れるように、自分が最もバランスがいい形を探しましょう。

スタンス幅がちょうどよくても、右や左に体重が乗りすぎるとミスになりがち。両足で均等に地面をつかむイメージが正解。

肩の位置は目標に対してスクエアが基本。当てようとしてボールに意識が向くと、右の肩が前に出がちなので注意。

フィニッシュまで振り抜く

ボールを打とうとする意識があると、上半身に力が入りインパクトでフェースがブレやすくなります。ポイントは、“振り切る意識”。こうすると流れの中でインパクトを迎えられるので、フェースがブレず、真っすぐ遠くに飛ばせるようになります。

ボールを上げようとすると手打ちになりがち。インパクトでフェースが上を向きすぎ、高く上がってランが出にくく、距離につながらず。

ボールを意識すると、クラブヘッドが上から入り、ダフリやすくなる。フェースも下を向くため飛距離が出ず、フィニッシュも十分とれません。

比嘉真美子(ひがまみこ)
1993年10月11日生まれ。沖縄県出身。身長161センチ。O型。11歳からゴルフをはじめる。2012年プロテスト合格。趣味は相撲観戦とマンガ。2018年度賞金ランク4位、ドライビングディスタンス3位。今年の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で今季初優勝、通算5勝目。TOYO TIRES所属。
オフィシャルサイト
http://mamikohiga.pargolf.co.jp

Regina2019春号 P126の記事より抜粋
撮影/福田文平、取材&文/たかはしよし子